野母崎沖の三ツ瀬にてヒラスズキ、口太グレ、チヌの三目釣。

2015年1月24日に長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行した。今回は、高三ツ瀬の龍神というポイントに上礁した。

 上礁した高三ツ瀬の龍神

早速、用意したマキエ(オキアミ生3角とオキアミボイル1角、パン粉3kg)の半分を混ぜて仕掛けを準備する。今回の仕掛けは、ウキに巧派グレSサイズの0号にGPSのG6を使用し、道糸は、サンラインのマスラードの2号、ハリスは、朝マヅメに備えてVハードの2号とした。

龍神のワンド向きに釣り座を構えて、足元のサラシにマキエを入れてから仕掛けも足元に投入する。龍神では基本的に足元から沈み瀬までを狙うのがパターンとなる。これを繰り返しているとヒラスズキがヒットしてきた。

 

 筆者が仕留めたヒラスズキ

 

その後は、なかなかツケエをとられかったが、9時に40cm級の口太グレを仕留めることができた。しかしながら後が続かず、納竿前に47cmのチヌ(クロダイ)を仕留めて納竿となった。

 

 当日の釣果

 

長崎編特別寄稿 奥野賢志

GW攻略付き!? 雪浦ウィークのすすめ

今年のゴールデンウィーク、どこへ出かけるか、お決まりですか? どこに行こうか……まだ考え中という方、必見! 今回のお祭りは、今年で17回めとなる西海市の雪浦ウィークをおすすめしま~す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントは5月に入ってからなので、準備は当然、まだなのですが、はやる気持ちを抑えきれず、とにかく雪浦へと行ってみることにしました。長崎市街地からの方は、「ながさきサンセットロード」としても知られている国道202号線を外海方面へ走り、さらに西海市方向へ行くとたどり着きます。長崎駅から車で約1時間で到着。目印はこの看板!

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪れたいのが、こちらの雪浦地区公民館。国道沿いにあります。ココは、雪浦ウィークのマップ配布や道案内など、期間中の情報を提供している総合案内所(9時~17時)。この公民館前が無料駐車場にもなっているので、とてもわかりやすい。さらに、お昼ごはんを悩みたくない!という方には、お弁当も販売しているんです。1カ所で情報とともにお弁当もゲットだ~。

 

 

 

 

 

 

 

公民館でぜひ手に入れたいのがこのマップ。手書きがとっても可愛い❤ マップ裏には、それぞれのお店で行われるイベントの情報がギッシリ。ここで行きたいお店にチェックすべし。

 

 

 

 

 

 

 

町中にある約40店舗のお店が、それぞれの得意分野を活かしつつ、自然豊かな雪浦の良さをアピール。例えば、畑に入って収穫体験できたり、手作りの雑貨を販売していたり。通りには名前が付いているので、マップと照らし合わせながら散策も楽しめます。趣向を凝らしたお店ばかりだから、結構、歩くことになると思う! 歩きやすい恰好がベスト! 

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶん前ですが、私も訪れたことがあります。私の過去写真の中から、アトリエ・タナカタケシさんのギャラリー写真が出てきました。古民家に聖書をモチーフにした版画作品が飾られていて、見ているだけで癒やされたことを思い出したなぁ。ちなみに、タナカさんは、前の写真で紹介した雪浦ウィークの看板やマップも描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的におすすめしたいお土産はコレ、川添酢造のゆうこう酢。川添酢造では期間中、ゆうこう酢を使ったゆうこうドリンクが試飲できるそう。ゆうこうは、古くから長崎に自生する柑橘系フルーツ。長崎人でも味わったことのある方は少ないかも。酸味の中に、ほんの少しだけ苦味を感じる独特のフレーバーで、炭酸水との相性バツグン。これからのシーズンに常備したい、爽やかなお酢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マップを片手に歩くのもいいけど、人混みが苦手という方はいっそ、隣町まで車を走らせてみては? 外海町には、神浦川河川公園がありますよ。ゆったり、のんびりできそう。

 

 

 

 

 

 

 

神浦川でも5/3(日)~9(土)まで「鯉・来い祭りIN神浦川河川公園」が開催。こいのぼりが、神浦川沿いに泳いでいる姿を見るだけで、気分爽快です。って、こちらもイベントだから、結局、人混みは避けられない!? 

 

第17回雪浦ウィーク

2015年5/2(土)~5(火・祝)

西海市大瀬戸町雪浦一帯

無料駐車場あり

 

 

タワシでこすって気分もリフレッシュ

新入学、新社会人。はたまた新年度から新しいフィールドでがんばっているみなさま。緊張も少しずつほぐれてきたけど、なんだか体調がイマイチ……。そんな五月病対策に祈願したいお寺をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、長崎市の寺町通りにある光栄山長照寺。立派な山門です。ココに病気を治してくれる地蔵さまがいらっしゃるというのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オー、ジャパニーズビューティ枯山水。毎朝作っているんだろうな。川のせせらぎが聞こえるよう。

 

 

 

 

 

 

 

見事な梵鐘。どんな音がするんだろう。すぐそばにはベンチもあり、ちょっと一休みできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「護国殿」と書かれた鳥居に松・桜がからまるように咲いていました。あ~、今はもう春。桜が満開でした。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが長照寺。手前に植えてあるソテツもビッグですな。

 

 

 

 

 

 

 

「病気平癒の地蔵さま」とかなりのうろ覚えだったため、長照寺の後山まで行ってしまいました。地蔵って、こちらの?? うーん、でも何かが違う。ちなみに、長照寺は、江戸時代に活躍した天文学者・西川如見のお墓があることでも有名です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墓地をウロウロしていたら、お墓参り中の若夫婦がいたので、すかさずお地蔵さまのことを聞くと「地蔵さまではなく、菩薩さま。境内にあるよ」とのこと。そう、私が思い切り勘違いしていたんです。もう出会っていたのに、まったく気づかず。しかも、お地蔵さまではなく、菩薩さまだったとは……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに「水徳浄行菩薩」って書いてあるじゃん、私のバカ……。相変わらずのうっかり八兵衛ぶりにやや落ち込んだ。実は、私の運動不足ぶりを菩薩さまがちゃんと見ていて、「祈る前に、アンタまず運動」との戒め!? きっとそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきほどの親切な若夫婦に、祈願の仕方も教えていただきました。①菩薩さまの体を清める②すぐそばに置いてあるタワシで治したい体の部分と同じところをタワシでこする③最後に水かけして清めて終了。それでは私も①からスタート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タワシは菩薩さまの後方にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初「頭が良くなりたい!」と思い、頭をゴシゴシッとしていましたが、それはまず、自分の努力があってからのことだろうと考えを改め、オーソドックスながら腰をこすることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても涼やかなお顔立ち。私の愚行も、静かに笑って許してくれそうな、そんな包容力を感じました。思わぬところで運動することにもなり、美男子菩薩さま(こういうよこしまなところがいけないのかも知れない)にお別れしつつ、病気平癒の祈願もできました。心のもやもやも、タワシでゴシゴシ。五月病対策にぜひ!

 

光栄山 長照寺(ちょうしょうじ)

ご利益 病気平癒

アクセス 賑町電停より徒歩約5分

 

 

じゃが畑を見ながらじゃがグルメ

今回のグルメはじゃがいも。ご存知の方も多いかと思いますが、長崎はじゃがいもの生産量が全国第2位なんです! 広大な土地の北海道に次いで、2位ってすごくないですか? 今は春じゃがいものシーズン、まっただ中。ドライブがてらに食べたい、じゃがいもグルメ満載♪

 

 

 

 

 

 

 

長崎市民の王道ドライブルートといえば国道251号線。この道路沿いからもじゃがいも畑が見られます。こちらは飯盛。青々としたじゃがいもの葉っぱがどこまでも広がります。このルートは、橘湾、お店、じゃが畑、里山、じゃが畑……と断続的に続いているので、車で走っていても気分爽快になります。緑色効果で視力もUP!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飯盛から愛野展望台を抜けると、このキュートなニワトリ看板が目に入ってくると思います。長崎人の私としては、「絶対素通りしてはいかん」と思わせる名物グルメがココにあるんです。

 

 

 

 

 

 

 

コレ! じゃがちゃん(1串200円)。じゃがいもグルメといったら、私は一番にコレが頭に浮かびました。どストレートなネーミングに心踊ります。センター内は、海が見える展望台もあるので、ドライブ途中にもってこい。私が行った時には、仕事帰り風のサラリーマン男子2人が、海を見ながらじゃがちゃんを食べていました。仕事の反省会でもやっていたのかな。それとも「ウチのかみさん」話とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃがいもの大きさは卵ぐらい。ほんのりと甘い衣をまとったじゃがいもを、カラリと揚げています。衣のカリッと感、じゃがいものほくほくがたまらんのよ。ただし、串からじゃがちゃんが落下する危険大なので、食べるときはご注意あれ。

 

 

 

 

 

 

 

衣の中身はこんな感じ。まんま、じゃがいも。大きいから全部食べられないかもと思いますが、大丈夫。シンプルな味だから、いつの間にか完食してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

新たなじゃがいもグルメを求め、今度は雲仙グリーンロードへ。美人豆腐のピンク色のノボリのある「雲仙どまんなか」というお店を見つけました。雲仙は、海の幸山の幸の宝庫。きっと何かあると思い、ぶらり立ち寄ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる名前のコロッケ発見。その名もデストロイヤー(1パック350円)。この丸々としたカタチがなんとも可愛い。注文してからすぐ揚げてくれました。ほっくほくで~す。

雲仙グリーンロードからUターンして、再び国道251号線へ。帰り道は、愛野~飯盛へと戻りました。緑のじゃがいも畑がキレイなので、ちょっと車を止めてみました。どこまでも続く美しい緑色に気分もお腹も満たされました。自然の恵みに感謝!

 

GW押し! 人気の龍馬通りへGO!

春休みが終わったかと思えば、次はゴールデンウィーク。今回の細道は、そんなゴールデンウィークにぜひ! 細道の王道とでもいうべき、龍馬通りをご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタートはこちらから。一番わかりやすいと思われる深崇寺と禅林寺の間の細道をセレクトしました。この道を、亀山社中の同志たちが歩いたといわれています。まあ、今は、キレイに舗装されていますが。大志を抱き、いざ、行かん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍馬通りの楽しみのひとつがコレ。小型立体龍馬像と一句をしたためた看板です。目にした瞬間、思わず口に出して読む確率ほぼ100%。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、長次郎さま❤ 幕末の志士で誰が好きかといわれると、私は近藤長次郎かも。なかなかのイケメンじゃないですか~。しかも、頭いいし。大河ドラマ「龍馬伝」で俳優の大泉洋さんが演じていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

長崎は、偉人さんのお墓がとにかく多い。龍馬通りから少し入ったこちらの墓所にも、郷土史家で長崎文庫(現 県立長崎図書館)を設立した香月薫平や、長崎を代表する画人のひとり・木下逸雲のお墓があります。それにしても、この看板、最近立てられたよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が行った時が、桜が満開の花見シーズンでもあり、お子さんたちの春休み期間中でもありで、龍馬通りもなかなかの混みようでした。ファミリー客が多い気がしたなぁ。お父さんの幕末知識もきっと全開。父の威厳を保つ好機ですぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

亀山社中跡に建つ亀山社中記念館に到着しました。亀山社中は、坂本龍馬とその同志たちにより結成された日本初の商社。激動の時代を生き抜いた志士たちの軌跡をたどることができます。若き日の志士たちが集結して、未来を語り合った場所――同じ空気を吸いたい。思わず、深く息を吸ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

亀山社中記念館のすぐそばにあるぶーつ像。坂本龍馬が、日本で初めてブーツを履いたというエピソードにちなんで作られています。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり足を入れたくなったので、突っ込みながら撮影。もちろん、靴を履いたまま、足を入れていいんです。龍馬さんが見た景色と変わっただろうけど、ここから見た長崎はホント、よかばい。

 

 

 

 

 

 

 

再び龍馬通りへ。今度は龍馬之像がある風頭公園へと向かうことにしました。通りを歩いたからには、やはり彼に会いにいかないと。

 

 

 

 

 

 

 

なだらかな石段が続く細道を上り切ると、このミニ龍馬像がお出迎え。

 

 

 

 

 

 

 

幕末の志士たちが、どこまでも丁寧にアナタをエスコート(看板だけどね)。マメな看板配置で、県外人も迷うことは、ほぼナイと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さきほどのエスコート看板から、歩いて約5分のところにあります。しかし、いつみても龍馬さんはカッコよか~。全国の龍馬ファンからも、この龍馬之像はかなりの好評価なんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニ龍馬像のところまで戻り、今度は右側の道を下り、さらにこの細道を歩くことにしました。うぉっ、ココもなかなかのくねくね具合。

 

 

 

 

 

 

 

迷うことなく亀山社中資料展示場に到着。幕末の志士はもちろん、幕末~明治時代の長崎に関する古写真や、龍馬の手紙の写しなど、幕末ファン垂涎の展示場です。

 

 

 

 

 

 

 

細道がミツマタに分かれていたところにも、このマップ付き看板がありました。細道案内に抜かりなし。ホントにマメだわ~。このマメな看板設置に、相変わらずの龍馬人気を感じました。今年のGWも混雑するでしょうが、でも、やっぱり歩きたい! そんな気分にさせてくれます。

 

寺町・龍馬通り~亀山社中記念館~風頭公園(坂本龍馬之像)

徒歩で約1時間(往復)

 

 

自然環境を読むことが釣り上達への第一歩

ココは長崎市小江小浦。弁天白浜のところといった方がわかりやすいかも。今回の釣りはこちらにお邪魔してみました。

 

 

 

 

 

 

 

小江小浦のバス停から海側に入ると、ショベルカーのある風景が見えてきました。その後方に見えるのは、2、3人の釣り人。さっそくお話を聞いてみることに。

 

 

 

 

 

 

 

岸壁まで行くには、工事中のところを迂回します。歩行者用の通路が確保されているので、ちゃんと岸壁までたどり着けますよ。それにしても、写真の巨大コンクリートの塊が、個人的にすごく気になりました。コレ、何だろ。見た目が大きな釜に見えて、豚汁作ると何人前できるのだろうと、釣りとはまったく関係のない妄想をしてしまいました。大釜に見えませんか?

 

 

 

 

 

 

 

なるほど。これらのモノは獲っちゃダメ。後で近くの直売所で聞いたのですが、今年のウニ漁は、もう解禁したとか。長崎でウニといえば、このwebでもおなじみの壱岐が有名ですが、長崎市街地から車でわずか約20分のところで獲れるなんて。恥ずかしながら私、知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝早くからすでに10人ぐらいの釣り客を見ました。かたっぱしから、プチインタビュー! トップバッターはアラフォー(と見た)男子から。イカ狙いとのこと。エギングですな。すでに1杯ゲット、お見事!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

団塊世代(と見た)のおじさん。クロを釣りに、久しぶりに来たそう。おじさんによると「以前にも何回か来たけど、今日は人が少ない方だよ」。

 

 

 

 

 

 

 

同じく団塊世代っぽいおじさん。「アジを狙ってて、これだけ釣れたよ」とクーラーボックスを見せていただきました。オー、すごい。しかもなかなか大きい。おじさんは、若い頃から釣りをやっているそうで、釣りのこと、海のことに詳しかった。「人間と同じように魚も朝ご飯を食べる。その時が釣りのチャンスだから、みんな朝早く釣りに来るんだよ」と教えてくれました。基本中の基本なんでしょうが、釣り知識ゼロの私にとっては恐ろしいことに「なんで釣り人は朝が早い」と思っていましたが、ここで長年の疑問が解決できました。当たり前のことが、わかってなかったような。「自然環境も見ておかないと。太陽が上がる前で、潮が満ちていないときがいい」とも。

 

 

 

 

 

 

 

おじさんは、アジとともに小さなメジナもちょこちょこ釣っていました。「さすがにコレは小さくてさばけないので、ココに投げておくんだよ。しばらくするとトンビが来て、食べてくれるから」――え!? 空中には姿カタチも見えないけど……ホントかな。半信半疑で待つこと5分ぐらい。

 

 

 

 

 

 

 

魚は2尾。どこからともなくトンビが1羽やってきて、低空飛行をしたまま、あっという間に1尾奪い去っていきました。「仲間に知らせるだろうから、2回目は来るのが早いからね」というおじさんの推測どおり、2、3分もしないうちに来た。早っ!! よく上空からピンポイントで見ておるな。そのトンビの飛行技術にも驚いたけど、まるで鷹匠のようにトンビの習性を熟知しているおじさん、ナニモノ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鮮やかなトンビショーも見させてもらったことだし、そろそろ帰ることに。釣りとは直接関係ないけど、このブロックを重ねた手作り階段を見ると、私は温かい気持ちになります。誰かの、海へのおもてなし――帰るときは、来たときよりも美しく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょいと海の方へ下りてみました。それにしても、すごい崖。

 

 

 

 

 

 

 

磯遊びをしていた家族に教えてもらいました。中の砂利がハート型になっている! お母さんが見つけたらしい。「よう見つけたな~」と感心しつつ、奥さんを優しく褒めるダンナさんの姿が印象的でした。エエ家族やな。

 

 

 

 

 

 

 

あ、ひこうき雲。今日はホントに良い天気。そういえば、博識トンビおじさんから「また遊びにおいで」といわれました。決してセクハラではなく。なんかジーンときました。長崎の男の人は優しかね~。

お花いっぱいで幸せ気分も満開に

♪君よずっと幸せにぃ~風にそっと歌うよぉ~――春は桜のシーズン。私は、この歌をついつい口ずさみながらお花見をしてしまいます。今回のお祭りはズバリ、コレ! 日本さくら名所100選の地にも選ばれている大村公園の「おおむら花まつり」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

桜にちなんだ名曲を歌いながら歩いていると、ちょうど「さくらだばし」に遭遇。鼻歌の魔力? さっそく渡りました。

 

 

 

 

 

 

 

さくらだばしを超えるとさっそく屋台がちらほら。どれ、たこやきでも――と思いましたが、私が来たときは準備中でした。たこやきの文字を眺めていたら、やっぱりお腹がすいてきたので、来た道を戻り、さっき横目に写っていた食べ物を買いに行くことに。お花見はいずこに……。

 

 

 

 

 

 

 

ジャジャ~ン。春限定のたこやきならぬたいやきです。大村公園観光案内所近くで見つけました。ピンク色の餡は、そう、さくらあん❤ 出来たてを購入できたので、皮がパリッとして美味。お花見気分をまた一段と盛り上げてくれそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜をまだ見つけないまま、たいやきに走ったので、今度こそ園内にある案内看板や石碑をちゃんと見つつ、お花見をしようと思い直しました。そんな花より団子の胸中を戒めるかのごとく、石碑が。ナニナニ……大村公園の桜は、明治時代、東彼杵町生まれの長岡安平という人が東京から1000個の種を持ち帰ったのが始まりとは。

 

 

 

 

 

 

 

みなさまのお花見のご参考になるかどうか、わかりませんが、私が行ったのは3/26(木)でした。あまり咲いてませんでしたが、平日だというのに、なかなかの賑わいぶり。ウォーキング姿の方もいましたよ。あと一週間もすれば満開かな?

 

 

 

 

 

 

 

石垣のお掃除も入念にされていました。腰に縄を巻きつけた、まるでレスキュー隊のような姿で黙々と雑草除去中。働く男の背中☆ですね。思わず桜を忘れて激写してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼんぼりを見ると、一気にお祭り気分になりません? 協賛で灯されるぼんぼりに郷土愛を感じる!! 夜はもちろん、ライトアップされます。

 

 

 

 

 

 

 

広い園内でココの桜が一番、咲き誇っていました。場所は玖島城跡を大手門から入るところです。あ、梅ケ枝荘のあるところといった方がわかりやすいかも。ちなみに、梅ケ枝荘は、梅ケ枝焼と大村ずしが有名。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大村公園にはいろんな種類の桜があります。早春に咲くカンヒザクラやオオシマザクラ、4月上旬~中旬頃にはオオムラザクラも。

 

 

 

 

 

 

 

まだ咲いていなかったので、写真の写真で失礼します。写真右の、やや濃いピンク色がオオムラザクラ。国指定天然記念物にも指定されているんです。八重桜を2つに重ねた独特の二段咲きで、花弁が多いのが特徴。花弁は少ないものでも60枚、多いもので200枚!!もあるそうです(よく数えたね……)。私も以前、生オオムラザクラを見たことがありますが、とっても華やかで、お花見したぞ!と興奮したことを思い出しました。見応えバッチリなので、長崎人ならぜひ一度は実物を見ていただきたい!

 

 

 

 

 

 

 

大村公園には「花ちゃり」なるものが。電動アシスト付き自転車をレンタルできます。しかも2時間以内だったら1台300円とリーズナブル。自転車ってなんか青春って感じがするな~。チャリからのお花見も気持ち良さそう。

大村公園観光案内所でチラシをゲット! 桜を皮切りに、シャクナゲ、ツツジ、花菖蒲と6月まで、大村市内の至るところでいろんな花が見られる「おおむら花まつり」。ようやく気候も暖かくなってきたし、お弁当を持って出かけてみてはいかが?

 

おおむら花まつり

場所 大村公園

~6/20(土)まで

入場無料

駐車所あり

いい旅立ちを願ってご祈願を

春は別れの季節、旅立ちの季節。ちょっぴり悲しいけれど、またいつの日にか会おう――そんなときに祈願したい場所を、今回はご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

訪れたのは長崎市新大工エリア。シーボルト通りがあることでも知名度は高いと思われます。通りの看板にもシーボルトが描かれていて、今でもシーボルトは、町の人々のヒーロー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「長崎街道ここに始まる」の石碑。そう、ここが長崎街道の起点です。昔の道は、今のようにアスファルトでもないから、歩きにくかっただろうし、しかも草履や下駄だろうし。長崎街道は、坂本龍馬や吉田松陰といった幕末の志士や游学者、長崎奉行やオランダ商館長まで、様々な人々が行き交う通りでした。現在は、車道でもあるので、なかなか車の多い通りにもなったようです。

 

 

 

 

 

 

 

案内看板によると、ラクダも、この通りから入ってきたらしい。現代でもラクダがこの道を通ってきたら話題になるなぁ。情報の発信地にもなっていたに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

ご紹介が遅くなりましたが、本日の舞台は、こちらの桜馬場天満神社。1663年(元和9年)に現在の場所に建てられたそう。それにしても鳥居が……すごいことに……!!

 

 

 

 

 

 

 

遠くからだと鳥居が建物に突き刺さっているように見えたけど、さすがにそれはなかった。しかし、このギリギリ感。ある意味、神業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天満というと、そう、菅原道真公を祀った神社。道真公といえば、牛好きで牛との縁も深いお方なので、ここにも御神牛が鎮座まします。身体健全の祈願もできるので、自分が健康になりたいと願う身体と同じ御神牛の部分をさすると良いそう。道真公だから、特に頭が良くなりますようにとの願いが叶う率、高し!? 道真公の好きだった梅の花も見事。

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ願掛けができます。それは、冒頭にもふれた旅の安全祈願。幕末、長崎街道の起点に近いこともあり、ここで旅の安全を祈願しつつ、酒を酌み交わしたといわれています。昔の旅は危険がいっぱい。もしかしたら、今生の別れってこともありうるから、なおさら祈願したくなるんでしょうね。旅に出る喜びもあり、不安もあり、友との別れが寂しくもあり。楽しいことばかりではない、複雑な心境だったのかも。

 

 

 

 

 

 

 

境内はあまり広くないけど、見どころ満載。裏手には熊谷稲荷神社もあり、商売繁盛も祈願できます。梅が咲く境内で滑り台って楽しそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い鳥居から石段を下りていくと、名所があると聞いたので、さっそく行ってみることに。

 

 

 

 

 

 

 

右が長照寺別院と織部善神堂の石碑、左は長崎祠記碑(しきひ)といわれる西道仙の石碑です。でっかい石だな~。西道仙は明治時代に活躍した文化人で、長崎県政の発展にも貢献した大物。

 

 

 

 

 

 

 

また桜馬場天満神社に戻ってきました。猫の額ほどの神社ですが、壮大な歴史ロマンに満ちあふれている! 現代人の私たちも、いろんな”旅立ち”の前に、お参りしたいところです。

 

桜馬場天満神社

ご利益 旅行安全、身体健全(御神牛)、商売繁盛(熊谷稲荷神社)

アクセス 新大工町電停より徒歩約5分

五島列島福江島沖の黄島でグレ爆釣!

2014年12月23日(火)、五島列島福江島沖の黄島に釣行した。

事前情報では、月初から続く寒波と時化の影響で急激に水温低下しており、食い渋っているとのことだった。

この日、私たちは、黄島沖の中美漁に上礁した。

〈上礁した中美漁〉

 

マキエの準備をしてから、新発売の「匠グレ」の0号と「GPS」のSサイズのG6を使った半誘導仕掛けを準備した。最初は、3ヒロのタナからスタートする。

〈朝陽〉

 

マキエが効きだすと、ぽつりぽつりと30~35cmのグレ(オナガやクチブト)があたってくるようになった。しかし、当たりは渋く、ウキに当たりが出たら少し誘ってやると、ウキをスーッと海中へと引きこむ当たりとなるパターンだった。

 15時の回収まで、大型は釣れなかったものの、最大で42cmのクチブトグレを筆頭に30~40cmまでを20匹以上仕留めることができた。

 

〈釣果〉

 

今後は、急激な水温低下にグレが慣れてくるので年末から年明け、2月までは寒グレ釣りの最盛期を迎えるだろう。

〈渡船:おうしま〉                   〈夕陽〉

ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志

素通りできない甘~い誘惑

日に日に春の気配を感じる今日この頃。みなさま、いかがお過ごしですか? 春はお花見シーズンですが、花より甘かモンが食べたいという方にピッタリの長崎名物をご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

梅は咲いたか桜はまだかいな――まだまだ寒い日が続くというのに、梅は元気に咲いてました。ところでココはどこかというと……。

 

 

 

 

 

 

 

長崎市街地にある大徳寺公園です。大徳寺といえば、私の脳裏に浮かぶのはコレ。「長崎七不思議」のあの歌。

 

 寺もないのに大徳寺 平地にあるのを丸山と 古いお宮を若宮と 桜もないのに桜馬場 北にあるのを西山と 大波止に玉はあれども大砲なし しゃんと立ったる松を下り松 これで七不思議

 

これを大津絵節のリズムに合わせて歌います。長崎人なら、なんとなく聞いたことあると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

伊勢町にあった大徳寺が、1708年(宝永5年)、こちらに移転。七不思議の歌のとおり、今は大徳寺はありませんが、手水鉢に当時の姿が描かれています。フルベッキなどの偉人たちとゆかりのある場所としても有名。

 

 

 

 

 

 

 

グルメ紹介なのに、なかなか出てこないじゃんと思った方、お待たせしました~! 大徳寺跡に来たら、ぜひ味わっていただきたいスイーツがこちら、老舗 菊水大徳寺さんの梅ケ枝焼餅です。素敵なお店の看板に、しばし視線が釘づけになること間違いなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4個で600円とはなんとも良心的プライス。しかも、注文後、目の前で焼いてくれます。餡を素早く餅でくるんで、焼き型に入れ、じんわりと焼いていく。もしかして、出来上がるまで5分もかかってないのでは!?と思うほどの職人技です。香ばしいかおりとともに、いつの間にか、お餅がぷっくりと丸く盛り上がってくる。カタチからして「そりゃもう、うまかろう」と思わせる、説得力あるフォルムに拍手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外はカリッと、中はふんわりの理想の食感。最近のスイーツは甘さ控えめで少々物足りなさを感じますが、こちらは甘党の期待を裏切らない甘さとボリュームで、思わずガッツポーズをしたくなります(←私だけか?)。後味がさっぱりとしているから、1個、ペロリといけちゃいます❤

 

 

 

 

 

 

 

この艶々のこしあんといったら。この滑らかさはココでないと味わえないかも。毎朝、お店の向かいの大釜に薪をくべて作っているそう。火加減、難しいですよね。目も離せないだろうし。諸々のことに感謝しつつ、熱々をいただきます!

 

 

 

 

 

 

 

あ、藤棚発見。ということは、5月頃は藤の花を見ながら梅ケ枝焼餅を食べられるのかぁ、やった~。私と似たような、花より団子的な女子がどこからともなくやって来た。だよね。この甘~いお餅の焼ける匂い、素通りできませんから!

 

老舗 菊水大徳寺 ℡095-826-9566

営業時間 10時~17時

休み 不定休