今回の釣りスポットは、諫早市飯盛町にある田結(たゆい)港。すぐ近くに結の浜海水浴場があるといえば、ここがどの辺りかピンとくる方も多いはず。果たして、どんな魚が釣れるのか。釣り人に、いろいろと聞いてみましたよ。
穏やかな田結港。私が訪れたのは、冬の週末の朝9時すぎでした。堤防には、すでに5、6人ほどの人影がちらほら。この写真にはまだ写ってませんが。
今回の釣りスポットは、諫早市飯盛町にある田結(たゆい)港。すぐ近くに結の浜海水浴場があるといえば、ここがどの辺りかピンとくる方も多いはず。果たして、どんな魚が釣れるのか。釣り人に、いろいろと聞いてみましたよ。
穏やかな田結港。私が訪れたのは、冬の週末の朝9時すぎでした。堤防には、すでに5、6人ほどの人影がちらほら。この写真にはまだ写ってませんが。
♪おだいりさまとおひなさまぁ~――今回、訪れたのは島原。そう、島原城下ひなめぐりが1/30(金)~3/8(日)まで開催されるからです。街中には各店舗、趣向を凝らしたひな飾りがいっぱい。ちょっぴり寒いけど、ひなめぐり、開始!
島原市街地を効率よく観光するには、まず情報をゲット。以前、四明荘(しめいそう)というところに行ったことがあったので、立ち寄ることにしました。四明荘は、湧水を利用して造られた住宅庭園で、1日1000トンもの水が湧き出ているとか。池が驚くほど透明で、まるで鏡のよう。ふくよかな鯉も泳いでおります。入場は無料なので、気軽に立ち寄れます。そして、ここにも……。
立派なひな人形が。人間国宝・平安光好氏作の「皇宮雛」が見られます。品の良いお顔立ちに、四明荘の和の佇まいがぴったり。こちらには、島原の観光パンフレットも置いてありますよ。
アーケード方向に歩いてみました。一番街アーケードを入ってすぐのとこにおひなさまが。婦人服のたまやさんです。このお店の創業者が、初節句の時に購入した御殿雛などが飾られ、なんともきらびやか。
力強い活魚の文字下にも、おひなさま。このコントラストにグッと心打たれました。一番街アーケードの「ゆとろぎの湯」付近のお店です。
一番街アーケードにもありましたが、サンシャイン中央街にも「ひなめぐり」のノボリが。商店街のBGMはもちろん「ひなまつり」。このノボリをたどって街中を散策すると、いろんな出会いや発見がありそう。
アーケードを抜け、島原城方向へ。城下町の森岳商店街を、ぶらり歩くことに。素敵な風景に出会いました――森岳酒蔵と見事な敷石の道は、島原城の東虎口門跡なんです。しっとりとした風情ある通りで、旅気分も盛り上がります。
森岳酒蔵の館内にもひな人形がたくさん。こちらは、江戸時代のおだいりさまとおひなさま。私よりもずいぶん長生きされてます。
失礼して、おひなさまのお顔をアップで撮りました。現代でも美人といっても遜色ナシ。幾重にも重ねた豪華な着物と、きめ細やかな装飾のかんざし。いつの時代も、子を思う気持ちだけは変わらない。精緻な作りのおだいりさまとおひなさまには、そんな永遠の祈りも込められているようでした。
昔から日本人はミニサイズが好き? シルバニアファミリーチックな和風ドールハウスのひな人形。このちょこちょこした作り!! 子どもだけでなく大人も引き寄せられます。
城下町を巡っていたら、やはり本家本元(?)の島原城にも行きたくなりました。2/20(金)まで、森岳商店街プロジェクトチームによる実物大巨大看板絵が見られます。なんでも島原城本丸への出入りは、現在の場所ではなく、二の丸があった(現在の文化会館)ところに掛かる廊下橋を渡っていたらしいのです。そこで、この廊下橋がお目見えしたそう。なるほど~。
島原城での楽しみのひとつが観梅。私が訪れたのは、イベント初日の1/30。開花はまだまだでしたが、それでも、こ~んなにキレイ! 一番見頃は2月中旬かしら?
城巡りを楽しんだ後、また森岳商店街へゴー。1842年(天保13)築の古い商家の森岳まちの寄り処。トイレも借りられます。
ひな人形も飾ってありますが、2階の立派な梁も見どころ。それにしても太い梁! 迫力満点です。相当、羽振りが良かった!?
看板息子のカツオクンもお出迎え。雲仙・普賢岳噴火の災害時から飼ったそう。ということは、少なく見積もっても20歳超え!? なかなかのおじいちゃん猫。ネコ好きの私は思わず激写してしまいました。これにて、私のひなめぐりは終了。ひなめぐりのイベントはまだまだこれからが本番。特に3/1(日)の人間ひな行列は圧巻ですよ。
第11回島原城下ひなめぐり
2015年1/30(金)~3/8(日)
※詳しい情報はHP「島原温泉観光協会」まで
もうすぐランタンフェスティバルの季節。2015年は2月19日(木)~3月5日(木)まで開催されます。今回のご利益は、イベント中に楽しめるユニークな願掛けをご紹介。
長崎市館内町の唐人屋敷跡にある土神堂・天后堂・観音堂・福建会館天后堂をロウソクを灯して祈ると願いが叶うといわれる「ロウソク祈願四堂巡り」(2月19日(木)~3月4日(水)まで・11時~21時)。イベント開催前に場所をおさらいしてみました。
長崎伝統野菜のひとつである長崎白菜。「唐人菜」といった方がピンとくる人も多いのでは。今回のグルメは、この長崎白菜にスポットを当てます。
突然ですが、ここは長崎白菜が生い茂る私んちの畑。実は、私の母親が園芸用品店から種を購入して、庭の畑で育てていたのです。昨年の10月頃に種を植え、12月の初めぐらいから芽がニョキニョキッと出て、成長するまであっという間でした。スーパーでよく見る白菜と違い、葉が内側にあまり巻かないのが特徴です。
長崎白菜の原産は中国北東部。病気に弱いと聞いていたけど、ウチの畑との相性がいいのか、意外にも次から次へと育ってきました。小ぶりですが、シャキッとした歯応えがなんとも美味。
素材そのものの美味しさを味わうべく、漬物にチャレンジ。塩をふり、重石をして約2時間。
白菜といえば、やはりキムチだと思い、キムチの素を入れ、さらに漬けること1時間……。パンチのある唐辛子フレーバーにしたことで、本来の味がわかりにくいのでは――漬けている最中に後悔した。だけど、その味に負けない、独特のほのかな苦味がありました。売られている白菜と明らかに違う風味です。余談ですが、長崎では正月のお雑煮の具材としてこの長崎白菜を使用することも。「名(菜)をあげる」といって立身出世を願うのです! みなさんも、今秋から育てるところから始めて、長崎白菜の入ったお雑煮に挑戦してみては。
ここは諫早市森山町唐比。釣り人からの「唐比あたりが釣れる」との情報をもとに、さっそく行ってみることに。まずは、唐比温泉あたりかな?とやや当てずっぽうにさまよってみました。
唐比温泉口の県営バスから海側へ車を走らせること数秒で、この「塩浜」の案内看板にたどり着きました。地名からして浜はこっちだ、きっと!
今年もランタンフェステバルの季節がやってきた! もともとは、長崎新地中華街の人々が、中国の旧正月(春節)を祝う行事として始めたもの。今では、長崎市街地が、約1万5000個のランタンに彩られる冬の一大イベントになるほど。中国人も驚くぐらいの規模で盛り上がっています。まだ行ったことがないというビギナーなアナタ、必見。
11月11日に長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行した。船長の話では、水温が安定しないせいか、全体的に食い渋っているとのことである。
上礁した三ツ瀬のコブ瀬
長崎市にある、あぐりの丘。滑石中心部から車で約10分と、意外と身近にあるレジャー施設。今回はご利益のコーナーでココに来たのですが……。そう、2015年はヒツジ年、あの来年のスターに会いに行くためです。
無性に食べたくなるもの。ラーメン、焼きそば、そしてナポリタン。特に、ナポリタンは、若者よりも中高年の方に人気があるみたい。しかも、ここ何年か全国的にナポリタンブームだっていうし。そんな中、ついに長崎にもブーム到来!? その名も「ナポリタン」ならぬ「ちゃポリタン」。プププッと笑えるネーミングには秘密があった!
昔、「ど~ん」と山から大砲が鳴っていた。だから、どんの山という――長崎市内にお住まいの高齢者に、この話を聞いたとき、正直、私は嘘だろうと思っていた。今回の細道は、そんな都市伝説的な話を紐解くべく、どんの山を目指します!
スタートは、英国聖公会会堂碑(写真右)の横の石段から。英国聖公会会堂は、1862年(文久2)に建てられた日本初のプロテスタント教会。石碑は東山手5番地にありますが、教会の所在地は11番地だったとか。なんと大浦天主堂が建つ3年ほど前にはあったといわれています。石段は居留地時代のもので、外国人が礼拝に行くときにこの道を通ったことから、オランダ坂と呼ばれていたそう。オランダ坂といえば、活水学院のところが有名ですが、こちらの坂もオランダ坂。実は、長崎市内の数ヶ所にオランダ坂の名称の坂があります。どの坂も風情があって美しいですよ。
歴史深い石段を上り、右側に現れるのが海星学園です。海星といえば、スポーツがさかんなイメージがあるけど、なるほど、周辺のゆるやかな坂道で自然に脚力がついたとみた。
海星学園から少し上ったところ。実は、どんの山までの詳しい道のりを知らない私。とにかく山の上を目指すことにしました。
二股に道が分かれていたので、右の方へ。グランドがあり、近くに乗り合いタクシーの停留所を発見。1時間に1本程度、走っている模様。いいですねぇ。買い物とか便利そう。
グランド横をふと見ると、上大浦小学校跡の石碑がありました。
グランドの横道は、わかりにくいと思い、もうひとつの道の方へ。「注意」の文字になぜだか緊張感が走る。細道でゆるやかな上り。この道は、きっとどんの山に続いているはず。
!? 車も通るの!? 道幅は軽自動車1台分。しかもスレッスレ。この先はUターンもできないので、どうやら地元の方が使用しているみたい。
「注意」のところから少し上ったところ。レンガ塀といい、なだらかな坂道といい、長崎らしい風景に出会えます。しかし、さっきの車、本当にココを通ったのだろうか……。
住宅地を抜けるとお墓地帯に入ってきました。え、道、間違えた? でも公園らしき木立が見えてきたので、行ってみることに。
到着!! 野生のカンのみで上ってきたかいがあった。さきほどのお墓のところからひたすら上へ行くと、このだだっ広い公園にたどり着きます。
「どんの山公園」。看板を見てひと安心。
公園を囲むように遊歩道がぐるりと一周あったので、歩いてみました。道沿いの木はきっと桜に違いない。春が楽しみですな。
遊歩道を歩くと「どんの山」の名称のルーツとなった大砲があります。説明書きによると、正午にこの山から、この大砲で鳴らしていたそう。ちなみに昭和16年まで続いていたとか。矢上地区まで聞こえていたと、私の知り合いがいってました。
遊歩道からは長崎港も見渡せます。ちょっと坂道できつかったけど、この光景を見たら疲れも吹っ飛びました。長崎って本当によかところがいっぱい。
英国聖公会会堂碑~どんの山公園
徒歩で片道約20分