噂のジャンボな門松とは?

今回の祭りブログは番外編。お正月前ということで、おすすめの初詣スポットをご紹介します。長崎で初詣と言えば「諏訪神社」が有名ですが、諏訪神社の次にお正月の参拝客が多いのが雲仙市千々石町にある「橘神社」です。

毎年多くの初詣客で賑わう橘神社では、来年のお正月もたくさんの人出を期待しているとか。長崎市内から小浜に向かう途中にある小さな町の神社を、これだけ有名にした理由のひとつに、あるシンボルの存在があることをご存じですか?

そのシンボルとはお正月に欠かせない「門松」。「門松なんてどこにでもあるし~」なんて言っていると度肝を抜かれますよ。なんと、こちらの門松は全長13メートルのジャンボサイズ! 

初めてギネス記録登録された時の高さが9.86メートル。すくすく成長した(!?)というわけです。さて、今年もそろそろ大門松がお目見えしている頃かなぁと、ひと足早く橘神社へGO。大鳥居の前には、予想通り大きな門松がデデーンとお出まししておりました!

近くで見ると本当に大きい…。私の身長が155センチなのでざっと8人の私が積み上げられている感じ? すごい存在感です。神社の方によると、大門松の正式な竣工日は12月23日(金)で、来年1月21日(土)まで見ることができるそう。

大晦日の23時半からは、「年迎えみそぎ」の儀式も行われます。男性はふんどし、女性は襦袢を身に着け、境内にある清めの水(上写真)を体にかけてこの一年のけがれを落とす年越しの儀式。

水をかぶっている自分の姿をイメージするだけでぶるぶるっと震えがきますが、そのさらに上をいくのが大寒の日に行われる「大寒みそぎ」です。

「大寒みそぎ」とは大寒の日の朝6時、神社のすぐ下を流れる千々石川に入り、身を清め精神を鍛えるという苦行のひとつ。来年の参加希望者の中には外国の方もいらっしゃるそうですが、私は、そんな皆さんの姿を眺めるだけで満足。妄想の中で水浴びして精神統一しようと思います。

 

■橘神社

住所:雲仙市千々石町己529番地

電話番号:0957-37-2538

大門松設置期間:12月23日(金・祝)~1月21(土)

 


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