GW攻略付き!? 雪浦ウィークのすすめ

今年のゴールデンウィーク、どこへ出かけるか、お決まりですか? どこに行こうか……まだ考え中という方、必見! 今回のお祭りは、今年で17回めとなる西海市の雪浦ウィークをおすすめしま~す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントは5月に入ってからなので、準備は当然、まだなのですが、はやる気持ちを抑えきれず、とにかく雪浦へと行ってみることにしました。長崎市街地からの方は、「ながさきサンセットロード」としても知られている国道202号線を外海方面へ走り、さらに西海市方向へ行くとたどり着きます。長崎駅から車で約1時間で到着。目印はこの看板!

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪れたいのが、こちらの雪浦地区公民館。国道沿いにあります。ココは、雪浦ウィークのマップ配布や道案内など、期間中の情報を提供している総合案内所(9時~17時)。この公民館前が無料駐車場にもなっているので、とてもわかりやすい。さらに、お昼ごはんを悩みたくない!という方には、お弁当も販売しているんです。1カ所で情報とともにお弁当もゲットだ~。

 

 

 

 

 

 

 

公民館でぜひ手に入れたいのがこのマップ。手書きがとっても可愛い❤ マップ裏には、それぞれのお店で行われるイベントの情報がギッシリ。ここで行きたいお店にチェックすべし。

 

 

 

 

 

 

 

町中にある約40店舗のお店が、それぞれの得意分野を活かしつつ、自然豊かな雪浦の良さをアピール。例えば、畑に入って収穫体験できたり、手作りの雑貨を販売していたり。通りには名前が付いているので、マップと照らし合わせながら散策も楽しめます。趣向を凝らしたお店ばかりだから、結構、歩くことになると思う! 歩きやすい恰好がベスト! 

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶん前ですが、私も訪れたことがあります。私の過去写真の中から、アトリエ・タナカタケシさんのギャラリー写真が出てきました。古民家に聖書をモチーフにした版画作品が飾られていて、見ているだけで癒やされたことを思い出したなぁ。ちなみに、タナカさんは、前の写真で紹介した雪浦ウィークの看板やマップも描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的におすすめしたいお土産はコレ、川添酢造のゆうこう酢。川添酢造では期間中、ゆうこう酢を使ったゆうこうドリンクが試飲できるそう。ゆうこうは、古くから長崎に自生する柑橘系フルーツ。長崎人でも味わったことのある方は少ないかも。酸味の中に、ほんの少しだけ苦味を感じる独特のフレーバーで、炭酸水との相性バツグン。これからのシーズンに常備したい、爽やかなお酢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マップを片手に歩くのもいいけど、人混みが苦手という方はいっそ、隣町まで車を走らせてみては? 外海町には、神浦川河川公園がありますよ。ゆったり、のんびりできそう。

 

 

 

 

 

 

 

神浦川でも5/3(日)~9(土)まで「鯉・来い祭りIN神浦川河川公園」が開催。こいのぼりが、神浦川沿いに泳いでいる姿を見るだけで、気分爽快です。って、こちらもイベントだから、結局、人混みは避けられない!? 

 

第17回雪浦ウィーク

2015年5/2(土)~5(火・祝)

西海市大瀬戸町雪浦一帯

無料駐車場あり

 

 

お花いっぱいで幸せ気分も満開に

♪君よずっと幸せにぃ~風にそっと歌うよぉ~――春は桜のシーズン。私は、この歌をついつい口ずさみながらお花見をしてしまいます。今回のお祭りはズバリ、コレ! 日本さくら名所100選の地にも選ばれている大村公園の「おおむら花まつり」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

桜にちなんだ名曲を歌いながら歩いていると、ちょうど「さくらだばし」に遭遇。鼻歌の魔力? さっそく渡りました。

 

 

 

 

 

 

 

さくらだばしを超えるとさっそく屋台がちらほら。どれ、たこやきでも――と思いましたが、私が来たときは準備中でした。たこやきの文字を眺めていたら、やっぱりお腹がすいてきたので、来た道を戻り、さっき横目に写っていた食べ物を買いに行くことに。お花見はいずこに……。

 

 

 

 

 

 

 

ジャジャ~ン。春限定のたこやきならぬたいやきです。大村公園観光案内所近くで見つけました。ピンク色の餡は、そう、さくらあん❤ 出来たてを購入できたので、皮がパリッとして美味。お花見気分をまた一段と盛り上げてくれそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜をまだ見つけないまま、たいやきに走ったので、今度こそ園内にある案内看板や石碑をちゃんと見つつ、お花見をしようと思い直しました。そんな花より団子の胸中を戒めるかのごとく、石碑が。ナニナニ……大村公園の桜は、明治時代、東彼杵町生まれの長岡安平という人が東京から1000個の種を持ち帰ったのが始まりとは。

 

 

 

 

 

 

 

みなさまのお花見のご参考になるかどうか、わかりませんが、私が行ったのは3/26(木)でした。あまり咲いてませんでしたが、平日だというのに、なかなかの賑わいぶり。ウォーキング姿の方もいましたよ。あと一週間もすれば満開かな?

 

 

 

 

 

 

 

石垣のお掃除も入念にされていました。腰に縄を巻きつけた、まるでレスキュー隊のような姿で黙々と雑草除去中。働く男の背中☆ですね。思わず桜を忘れて激写してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼんぼりを見ると、一気にお祭り気分になりません? 協賛で灯されるぼんぼりに郷土愛を感じる!! 夜はもちろん、ライトアップされます。

 

 

 

 

 

 

 

広い園内でココの桜が一番、咲き誇っていました。場所は玖島城跡を大手門から入るところです。あ、梅ケ枝荘のあるところといった方がわかりやすいかも。ちなみに、梅ケ枝荘は、梅ケ枝焼と大村ずしが有名。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大村公園にはいろんな種類の桜があります。早春に咲くカンヒザクラやオオシマザクラ、4月上旬~中旬頃にはオオムラザクラも。

 

 

 

 

 

 

 

まだ咲いていなかったので、写真の写真で失礼します。写真右の、やや濃いピンク色がオオムラザクラ。国指定天然記念物にも指定されているんです。八重桜を2つに重ねた独特の二段咲きで、花弁が多いのが特徴。花弁は少ないものでも60枚、多いもので200枚!!もあるそうです(よく数えたね……)。私も以前、生オオムラザクラを見たことがありますが、とっても華やかで、お花見したぞ!と興奮したことを思い出しました。見応えバッチリなので、長崎人ならぜひ一度は実物を見ていただきたい!

 

 

 

 

 

 

 

大村公園には「花ちゃり」なるものが。電動アシスト付き自転車をレンタルできます。しかも2時間以内だったら1台300円とリーズナブル。自転車ってなんか青春って感じがするな~。チャリからのお花見も気持ち良さそう。

大村公園観光案内所でチラシをゲット! 桜を皮切りに、シャクナゲ、ツツジ、花菖蒲と6月まで、大村市内の至るところでいろんな花が見られる「おおむら花まつり」。ようやく気候も暖かくなってきたし、お弁当を持って出かけてみてはいかが?

 

おおむら花まつり

場所 大村公園

~6/20(土)まで

入場無料

駐車所あり

美しい町並みと、桜と、鳥刺しと!?

まだまだ寒い日が続きますが、長崎各地は、早くも春気分が味わえるお祭りづくし。そういえば、暦の上ではもう春!ですよね~。今回、ご紹介するイベントもそのひとつ。春を感じつつ、温かな気分にひたれるお祭りです。雲仙市国見町で行われている「緋寒桜(ひかんざくら)の郷(さと)まつり」にお邪魔しました。まずは、歴史深い通りを散策してみましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

平成17年に伝統的建造物群保存地区の指定を受けた神代小路(こうじろくうじ)。江戸時代の区割りを、今でもほぼ残しているとか。10年ほど前に来たことがありましたが、この通り、こんなにキレイだったかな? 写真右側の立派な石垣が鍋島邸です。

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おひなさまと廊下橋で散策もより楽しく

♪おだいりさまとおひなさまぁ~――今回、訪れたのは島原。そう、島原城下ひなめぐりが1/30(金)~3/8(日)まで開催されるからです。街中には各店舗、趣向を凝らしたひな飾りがいっぱい。ちょっぴり寒いけど、ひなめぐり、開始!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島原市街地を効率よく観光するには、まず情報をゲット。以前、四明荘(しめいそう)というところに行ったことがあったので、立ち寄ることにしました。四明荘は、湧水を利用して造られた住宅庭園で、1日1000トンもの水が湧き出ているとか。池が驚くほど透明で、まるで鏡のよう。ふくよかな鯉も泳いでおります。入場は無料なので、気軽に立ち寄れます。そして、ここにも……。

 

 

 

 

 

 

 

立派なひな人形が。人間国宝・平安光好氏作の「皇宮雛」が見られます。品の良いお顔立ちに、四明荘の和の佇まいがぴったり。こちらには、島原の観光パンフレットも置いてありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーケード方向に歩いてみました。一番街アーケードを入ってすぐのとこにおひなさまが。婦人服のたまやさんです。このお店の創業者が、初節句の時に購入した御殿雛などが飾られ、なんともきらびやか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力強い活魚の文字下にも、おひなさま。このコントラストにグッと心打たれました。一番街アーケードの「ゆとろぎの湯」付近のお店です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番街アーケードにもありましたが、サンシャイン中央街にも「ひなめぐり」のノボリが。商店街のBGMはもちろん「ひなまつり」。このノボリをたどって街中を散策すると、いろんな出会いや発見がありそう。

 

 

 

 

 

 

 

アーケードを抜け、島原城方向へ。城下町の森岳商店街を、ぶらり歩くことに。素敵な風景に出会いました――森岳酒蔵と見事な敷石の道は、島原城の東虎口門跡なんです。しっとりとした風情ある通りで、旅気分も盛り上がります。

 

 

 

 

 

 

 

森岳酒蔵の館内にもひな人形がたくさん。こちらは、江戸時代のおだいりさまとおひなさま。私よりもずいぶん長生きされてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失礼して、おひなさまのお顔をアップで撮りました。現代でも美人といっても遜色ナシ。幾重にも重ねた豪華な着物と、きめ細やかな装飾のかんざし。いつの時代も、子を思う気持ちだけは変わらない。精緻な作りのおだいりさまとおひなさまには、そんな永遠の祈りも込められているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

昔から日本人はミニサイズが好き? シルバニアファミリーチックな和風ドールハウスのひな人形。このちょこちょこした作り!! 子どもだけでなく大人も引き寄せられます。

 

 

 

 

 

 

 

城下町を巡っていたら、やはり本家本元(?)の島原城にも行きたくなりました。2/20(金)まで、森岳商店街プロジェクトチームによる実物大巨大看板絵が見られます。なんでも島原城本丸への出入りは、現在の場所ではなく、二の丸があった(現在の文化会館)ところに掛かる廊下橋を渡っていたらしいのです。そこで、この廊下橋がお目見えしたそう。なるほど~。

 

 

 

 

 

 

 

島原城での楽しみのひとつが観梅。私が訪れたのは、イベント初日の1/30。開花はまだまだでしたが、それでも、こ~んなにキレイ! 一番見頃は2月中旬かしら?

 

 

 

 

 

 

 

城巡りを楽しんだ後、また森岳商店街へゴー。1842年(天保13)築の古い商家の森岳まちの寄り処。トイレも借りられます。

ひな人形も飾ってありますが、2階の立派な梁も見どころ。それにしても太い梁! 迫力満点です。相当、羽振りが良かった!?

 

 

 

 

 

 

 

 

看板息子のカツオクンもお出迎え。雲仙・普賢岳噴火の災害時から飼ったそう。ということは、少なく見積もっても20歳超え!? なかなかのおじいちゃん猫。ネコ好きの私は思わず激写してしまいました。これにて、私のひなめぐりは終了。ひなめぐりのイベントはまだまだこれからが本番。特に3/1(日)の人間ひな行列は圧巻ですよ。

 

第11回島原城下ひなめぐり

2015年1/30(金)~3/8(日)

※詳しい情報はHP「島原温泉観光協会」まで

 

ランフェスビギナー必見のイベント巡り

今年もランタンフェステバルの季節がやってきた! もともとは、長崎新地中華街の人々が、中国の旧正月(春節)を祝う行事として始めたもの。今では、長崎市街地が、約1万5000個のランタンに彩られる冬の一大イベントになるほど。中国人も驚くぐらいの規模で盛り上がっています。まだ行ったことがないというビギナーなアナタ、必見。

 

 

 

 

 

 

 

 

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12月といえばコレ!街中が煌めくファンタジックな夜

クリスマス月間な12月に気になるのは……やっぱりイルミネーション! 「今年はどこへ行こうか」なんて甘~いカップルも「会社帰りにぶらりと見てみたい」なんておひとりさまもイルミでほっこりしませんか。今回は、街中が光り輝く長崎市街地のイルミをご紹介。実は、個人的に行ってみたかったエリアがあったのです。さっそく直行~。長崎市大浦エリアへと向かいました。すると……。

ホントに、運良く私が行った時からイルミのライトアップがスタートするということで、賑々しくイベントが行われていました。場所は石橋電停近くの松が枝公園。

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雨の島原初市

島原の町に春の訪れを告げるお祭り「島原初市」へお出かけしてきました。「島原初市」とは、江戸時代初期、1680年から続く伝統の市です。島原藩主・松倉重政が島原城築城のために、各地から集まったたくさんの労働者の労をねぎらうため、近郊の商人や農民、漁民による物々交換の市を開いたのが始まりと言われています。その後、毎月3日、13日、23日に市は開かれるようになり、当時、旧暦の2月3日から行われていたことから、旧正月が始まって初めての市=初市と呼ばれるようになったそうですよ。

さて、今年の初市は3月3日から3月11日まで開催されています。私が出かけた日はあいにくの雨…。しかし、会場の「霊丘公園」の駐車場に車を停め石段をのぼると…。

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福を招く節分祭

子どもの頃の思い出のひとつに節分の豆まきがあります。両親が用意してくれていたお面付きの豆を、妹と一緒に“鬼は外~、福は内~”とまく。あの頃のことを思いながら、八坂神社の節分祭に出かけてみました。八坂神社は長崎市街地の浜町からすぐのところにあります。

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鬼火焼きで無病息災を祈願

みなさんお正月はどのように過ごされましたか? 私は実家に帰ったり仕事に行ったり、懐かしい仲間とお酒を飲んだり…。例年になく忙しいお正月の三が日となりました。さて、そんな正月ムードの締めくくりとも言える、伝統行事「鬼火焼き」をご存じですか? 「鬼火焼き」は長崎県内のいくつかの集落で主に1月7日に行われており、長崎県が発行している「長崎文化百選」によれば、勢いよくのぼる火柱に乗って正月様が帰っていくのだとか。しかし、なぜ鬼なのでしょう。炎に乗って悪い鬼が逃げていくという説もありました。ちなみに、五島など地域によっては"鬼”=”オン”で「オンノホネ」と呼ぶところもあります。 私の故郷では「オンノホネ」でしたね。

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噂のジャンボな門松とは?

今回の祭りブログは番外編。お正月前ということで、おすすめの初詣スポットをご紹介します。長崎で初詣と言えば「諏訪神社」が有名ですが、諏訪神社の次にお正月の参拝客が多いのが雲仙市千々石町にある「橘神社」です。

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