今年はお花見をしましたか?長崎の花というと「アジサイ」のイメージが強いのですが、桜の名所も意外に多く存在します。
長崎市内では「桜」というと連想ゲームのように出て来る言葉が「立山公園」。
例年、シーズンになると「立山公園さくらまつり」開催され、700本のソメイヨシノやヤマザクラを楽しむ花見客で賑わいます。また、季節を問わず素晴らしい眺望が人気の風頭公園でも、風頭公園桜まつりが開かれ、370本のソメイヨシノをボンボリの灯りが彩ります。
この他にも五島列島や天草が一望できる権現山公園ではソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど100本の桜が楽しめます。桜と同時に遠くの島々の風景まで堪能できるのも、長崎ならでは。高低の激しい長崎の地形の賜物と言えましょう。
大村市では、昭和47年4月8日に「オオムラザクラ」という種類を市の花に決めました。毎年、大村公園には国の天然記念物に指定されているオオムラザクラをはじめ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど21品種、2000本の桜が咲き誇ります。
上記に限らず、対馬、平戸、島原、雲仙など、長崎県内では数百本から千本単位の桜が咲く桜の名所が数々あります。
長崎の空に舞う桜吹雪…
儚げでいて幽玄。ツボミの時には多少の風にはびくともしない強さを見せながら、満開を迎える頃には、そよ吹く風にも身を任せる散り際の潔さ…。
日本人を引きつけてやまない桜の美しさを、来年は長崎でお楽しみください。
Tenki.jp
よっていかんねおおむら