島の細道 長崎本部取材|2015.7.16
軍艦島物語 その2
明治時代になり、いろいろな実業家たちが事業としての採炭に名乗りをあげました。しかし、どれも失敗。やがて1870(明治3)年、天草の小山秀之進がどうにか端島炭坑を開きましたが、これもまた失敗に終わりました。
その後、鍋島孫六郎、渡辺元を経て1890(明治23年)に、三菱社が権利を買い取り、本格的な採炭事業を始めました。
1893(明治26)年には端島の拡張工事がスタート。
1931(昭和6)年までの間に、6回に渡って工事が行われ、最終的には3倍の大きさになりました。