だんだん涼しくなり、秋らしくなってきました。
対馬では稲を刈り取った後の田んぼに白いそばの花が咲き、おいしい新そばが待ちどおしい季節です。
今回は、食欲の秋ならぬ芸術の秋ということで、7年ぶりに対馬で開催される長崎県美術館名品展 移動美術館inつしまを取材してきました。
ピカソ、シャガール、ミロ、ダリなど世界的に有名な画家や、長崎ゆかりの代表的な画家の作品が展示されました。
美術館が無い対馬では、普段ふれることができない有名画家の芸術作品を鑑賞することが出来るとあって、開館前から大勢の人が集まっていました。
オープンセレモニーでは、地元、厳原幼稚園の園児達による歌の披露やテープカットも行われ、大いに盛り上がりました。歌っている園児達の手前にある巨大な桶は、水の代わりに木のボールで遊べる「木のプール」で、開催期間中は誰でも遊べるそうです。(大人も可)
芸術作品を前に学芸員の作品解説も行われ、来館者のみなさんは芸術鑑賞を楽しんでおられました。中でも2003年に急逝した対馬の画家、津江篤郎の油絵は人気で、独特の色合いに惹かれじっくり鑑賞する方が大勢いらっしゃいました。
素晴らしい名作が揃った「移動美術館inつしま」 入場は無料ですので、この機会にぜひ足をお運びください。
開催場所:対馬市交流センター4階 長崎県対馬市厳原町今屋敷675-4
開催期間:2011年9月27日~10月2日 10:00~18:00
主催:長崎県美術館、対馬市、対馬市教育委員会
後援:長崎県教育委員会、対馬市文化協会、対馬市美術協会、(株)コミュニティメディア、NHK長崎放送局、NBC長崎放送、KTNテレビ長崎、NCC長崎文化放送、NIB長崎国際テレビ、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞長崎支局、対馬新聞社
お問い合わせ:電話0920-86-3727(対馬市教育委員会生涯学習課)
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