6月の島のお祭りは、今年で10回目を迎えるパラグライディング対馬大会の様子をお伝えします。
スタート地点は標高287mの千俵蒔山(せんびょうまきやま)。対馬の北西部にあるため韓国を望む海峡を眼下に見下ろす絶景ポイントです。
パラグライディングはスカイスポーツのひとつで、楕円形のパラシュートで山の斜面から飛び立ち、左右の操縦索を上手く操って上昇気流に乗り滑空します。
今回の大会には長崎から13名、大分から11名、京都から2名、韓国から11名、地元の対馬から3名と合計40名の選手がエントリーし、約1km程離れた半径5mのターゲットに正確に着地出来るかを競いました。
のんびり大空を舞っているように見えるので簡単そうに感じますが、飛行する為には内閣府所管の日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)発行の技能証が必要となります。
今回、初めてパラグライディングを目にしたのですが、選手達が大空をフワフワと飛んでいる姿を見て自分も飛んでみたいなと感じました。(高所恐怖症気味なので、無理だと思いますが・・・)
会場の千俵蒔山の下には、海岸線沿いにあじさいロードと呼ばれる5kmの市道があり8千株のあじさいがきれいな花を咲かせています。毎年この時期には「あじさい祭り」が開かれ、市民による健康ウォーキングなどが行われています。パラグライディングと共にこちらもお楽しみください。
名称:パラグライディング対馬大会
場所:長崎県対馬市上県町千俵蒔山
日時:毎年6月
主催:パラグライディング対馬大会実行委員会
アクセス:厳原町から約68km、車で1時間40分
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