最近、都会ではジビエ料理ブームだとか・・・ 対馬でも島内で狩られた猪や鹿の肉が加工され販売されています。そこで今回は、美津島町で開催された対馬食通祭へおじゃまして、対馬の旨いもんを堪能してきましたよ。
まずは私も初めて食べる、島内で解体処理された猪のソーセージ。炭火で焼き立てを頂きましたが、これが肉々しいジューシーなソーセージで、とっても美味しかったです。牛や豚と違い猪や鹿は、と畜場法の対象では無いため、対馬市独自の衛生管理ラインと食品衛生法に則って加工されていると説明されていました。島内での安全な処理で安心して頂けますね。
次に頂いたのは、なんとアナゴの薄造り。アナゴはウナギと同じで、血液や粘膜にたんぱく毒をもっているので本来は加熱しないと食べませんが、今回は食通祭ということで提供されていました。薄く引かれた身は透明感のある白身で、適度な食感と旨味を感じました。
最後は、100円で購入したアナゴ試食券で、炭火焼のアナゴ1匹とアナゴの味噌汁をゲットしてアツアツ、ホクホクを頂きました。対馬のアナゴは、韓国との国境付近が漁場で「黄金あなご」の名前でブランド化されていますので、スーパーなどで見かけたら購入してみてはいかがでしょうか?肉厚で美味しいですよ。
対馬特派員 鍵本泰志
名称 対馬食通祭
主催 対馬食通祭実行委員会
お問い合わせ 対馬市農林水産部水産課
電話 0920-53-6111