訪れる人もほとんどいない寂れた展望台から景色を眺めていたら、亡き父と子供の頃に交わした会話を想いだしました。
対馬の方言:なして・・・なぜ、どうして
ちなみに空が青いのは海の青が映っているのではなく、太陽光の虹の七色のうち青色の光が大気中の水蒸気やチリに反射して見えているからなんですね^^
親であれば子供からこの質問を一度は受けていると思いますが、皆さんはどう答えていますか?
こちらの展望台は厳原市内から約50km、車で1時間20分ほどの峰町木坂にあります。
木坂から青海(おうみ)に抜けるトンネルが出来、旧道の峠にある展望台を訪れる人は少なくなったようです。
より大きな地図で 木坂 を表示
地図の赤いピンの場所が上記左写真の場所です。展望台へはここを直進します。(右折すると青海(おうみ)へ抜けるトンネルがある新道です)
峠にはトイレと観光案内の看板がありますので、ここにからは歩いて展望台へ登ります。(トイレの奥に遊歩道があります)
展望台への遊歩道はクモの巣や蚊が多いので、ご注意くださいね。5~6分で展望台に到着しますよ。
展望台は、ご覧のとおりペンキが剥げ寂れていますが、潮風に吹かれ眺める景色は最高でしたよ!
特に対馬海峡西水道は、空と海の青が吸い込まれるように美しかったです。(海峡の向こうは朝鮮半島です)
(展望台までの遊歩道はヤブ蚊が多いので防虫対策はしっかりと行ってください)
場 所:対馬市峰町木坂
アクセス:厳原市内から木坂まで車で1時間20分、そこから青海(おうみ)に通じる旧道を直進
お父様と子供の頃交わされた会話。心が暖まる言葉に、思わず笑みがこぼれます。
解釈の仕方によっては、空も海を持ちつ持たれつの関係とも読み取ることができ、とても深い言葉ですね。
高井様 コメントありがとうございます。
息子の質問にとっさに答えた父ですが
今考えると、とってもユニークで深い言葉ですね(^^;
対馬の画像を見ていて偶然@tsushimabitoさんの「青い海と詩」が目に留まりました。涙が止まりませんでした。対馬を出て30数年。。関西弁を使い日々暮らしております。対馬弁・・とても温かいですね。若い父と幼い私の映像が一瞬にして蘇りました。今でも漁師を続けている父はあと数年で80歳になります。末娘の私を自転車の前かごに乗せてよく歌をうたってくれました。もっと親孝行しないといけないですね。いつか展望台に行ってみたいです。