1月5日、対馬市厳原町で新春の恒例行事、消防出初式が行われました。
毎年、夏至と冬至の夜に電気を消してスローな夜をというコンセプトで全国で行われている「100万人のキャンドルナイト」。ここ対馬の厳原でも城下町らしい趣向を凝らしたキャンドルナイトが毎年、開催されています。
11月5日から12月11日まで対馬の厳原町内で「対馬アートファンタジア2011 キックオフ[2011ツシマリンクス]」が開催されています。
現代アートを通して対馬の担ってきた文化交流をリバイバルさせるという趣旨で、広島を中心として活動する7名のアーティスト達が対馬に滞在し、対馬の素材で製作を行っています。今回は会場全てを周り、現代アートの今を取材してきました。アート作品もさることながら、会場に使用されている趣のある古民家や昭和レトロな旅館跡、お寺など地元の私も普段は足を踏み入れることが無い場所が印象的でした。それらの建物もあわせてお楽しみください。
(第1部・2部と2回に渡ってお届けいたします)
アート巡り第2弾は、第3会場の有明荘(ありあけそう)からスタートします。以前は旅館だった所で、昭和レトロな味のある建物ですね。私も中に入るのは初めてです。どのようなアート作品が楽しめるのでしょうか?
10月6日、厳原港に日本籍で2番目に大きなクルーズ客船「ぱしふぃっく びいなす」が、長崎くんち、対馬、上五島クルーズの途中、寄航しました。(日本籍で1番大きいクルーズ客船は「飛鳥2」)
皆さんはイカのカーテンって聞かれたことありますか?九州本土と朝鮮半島の間にある対馬では、黒潮の支流と東シナ海の沿岸流が混ざり合った対馬暖流の影響で昔からイカが豊富に釣れていました。流通事情が良くなかった頃は生鮮での出荷はせずに、漁村でイカをスルメに加工し出荷していました。その際にイカを干している様子が、まるで白いカーテンのように見えたことからイカのカーテンと言われるようになりました。