平家物語の登場人物の墓? 佐須陵墓参考地

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 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・で始まる平家物語。この巻十一、先帝の身投げの項には、壇ノ浦の戦いで戦局不利と見た二位殿が、「波の下には極楽浄土という都がございます。一緒に参りましょう」と孫の安徳天皇を抱きしめ海中に身を投じたとあります。このことから安徳天皇の御霊は壇ノ浦に近い山口県下関市の阿彌陀寺陵に祀られています。

 この他にも宮内庁指定の陵墓参考地として5カ所あり、壇ノ浦の戦いで身投げした安徳天皇は身代わりで、生き延びたという伝説が各地に残っています。対馬の久根地区もその一つであり、壇ノ浦の戦いから60数年後に対馬の地頭代だった宗重尚が、筑前与志井(吉井)から70歳の安徳天皇を迎え御所を営んだと伝承されていますので皆様にご紹介します。

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佐須陵墓参考地03

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 厳原市街から車を走らせること40分。のどかな田園風景が広がる久根地区に入ると、民家の間の細い道の入り口に「安徳天皇御陵墓参考地」の看板を発見。細い道を登っていくと説明看板と御陵墓へと続く石段がありました。石段を上ると久根地区を眼下に見渡せる広場があります。

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さらに石段を上ると門がありました。宮内庁の管轄なので中には入れませんが、門の所から御陵墓を見ることが出来ました。写真ではそうでもないですが、実際は木々が生い茂りかなり暗い印象を持ちました。今となっては、この地に祀られているのが誰かはわかりませんが、近くにある銀山上神社のご神体である古鏡は、安徳天皇の遺品と伝わっていることから、壇ノ浦の戦いを逃れた天皇が晩年を対馬で過ごし崩御されたという伝承も信憑性がありますね。

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(門外から望遠で撮影しています)

対馬特派員 鍵本泰志

名称    佐須陵墓参考地(安徳天皇御陵墓参考地)

場所    長崎県対馬市厳原町久根田舎(くねいなか)グーグルマップ

アクセス  厳原市街から県道24号を南下、県道192号を西に進み再度県道24号を北上厳原から21km車で40分から45分

本当に黒い!「ノドグロの酒蒸し」

プロテニスプレイヤーの錦織圭選手。
 
今月8日にもブリスベン国際男子トーナメントに出場した錦織選手ですが
2014年に全米オープンテニス大会で準優勝し凱旋帰国をした際のインタビューで
「ノドグロを食べたい」とおっしゃっていました。
 
 
 
今回はその「ノドグロ」を生産者市場で見つけたのでご紹介したいと思います!
 
ノドグロことアカムツは東北や山陰地方では高級魚として扱われ
脂が乗っているため煮ても焼いてもお刺身にしても美味しい白身魚です。
 
 
 
 
口の中を覗いてみれば「ノドグロ」の名前からも分かるように口の中が真っ黒。
 
暗いから黒く見えるわけではなく本当に真っ黒い色の口内をしています。
 
 
 
対馬ではアカムツは唐揚げ用として売られている事が多いのですが今回は敢えて酒蒸しにしてみました!
 
蒸された事で程よく脂が抜け、昆布の旨味を吸ったアカムツは絶品!
白身魚らしく癖が無いけど確かに主張してくる味が若干のほろ苦さを感じさせる皮と相まってとても美味しいです!
 
あまりにも美味しかったので酒蒸しを食べ終えた後思わず蒸汁で雑炊を作ってしまいました。
 
アカムツを専門に漁をしている漁師さんは恐らく対馬にはいらっしゃらないため
常に市場で見かけるという事は無いのですが
 
もし見かけることがあれば、是非ご賞味あれ!
 
※今回のアカムツはふれあい市場にて購入しました
 
対馬特派員 鍵本 拓弥

浅茅湾を望む渡海船「ニューとよたま&うみさちひこ」

1900年、当時の大日本帝国海軍が軍艦を通す為の運河として万関瀬戸を掘って以来
対馬は海を隔てて北と南に分かれています。
 
1955年にこの万関瀬戸に万関橋がかかるまでは、陸路で北と南を行き来することはできませんでした。
 
しかし、それ以前から対馬の人々は日常的に船を使った交通手段で島内を移動していたようです。
 
今回は、それの名残ともいえる『渡海船』をご紹介します。
 
  
 
 
美津島町鶏知の長板浦(ながいたうら)、先日開院したばかりの対馬病院の方向へと進むと小さな船着場があり、待合所が見えてきます。
 
 
 
 
 
この日停泊していたのは『ニューとよたま』
長い間対馬の人々の交通手段となってきた船です。
 
 
今回は出航している様子でしたが今年の5月よりニューとよたまの他にも『うみさちひこ』という新しい渡海船も就航しています。
 
この渡海船は長板浦を出航し浅茅湾を航行して終点の豊玉町仁位(にい)へ寄航の後、また長板浦へと戻って来ます。
道路が整備された今となっては陸路の方が早く移動が出来るのですが
天気の良い日の浅茅湾を船から眺めることが出来るのは得難い体験なのではないでしょうか!

渡海船の運航表はこちらから

問い合わせ先:
対馬市中対馬振興部 地域振興課 TEL.0920-58-1111
渡海船「うみさちひこ」                        TEL.090-5471-6769
 
対馬特派員 鍵本拓弥

 

海からの恵み 対馬食通祭

対馬食通祭 交流センター01

 

 黒潮の支流、対馬暖流に囲まれている対馬には多種多様な魚が生息しています。山々が連なり耕作地が不足していたことから先人たちの多くは、この豊かな海からの恵みで命を繋いできました。最近ではタチウオ、アマダイ、ノドグロ、アナゴ、養殖マグロなど多くの魚がブランド化され島外へ出荷されています。

 しかしこのような高級魚はなかなか私たち島民の口には入りません。そんな中、最近よく催されているのが、対馬の食材を島民に食べてもらおうという試みで始められた対馬食通祭です。

対馬食通祭 交流センター02  

11月22日に開催されたオープニングイベントではマグロの解体ショーと試食会が行われ、対馬のブランド魚「トロの華」が無料で試食できるとあって長蛇の列が出来るほどの人気でした。

一方、12月19日に開催された水産品の販売では、大きなサザエ、ヒラメ、ナマコ、ひおうぎ貝にアワビ、干物などが並び、値段を聞いたり、美味しい食べ方を尋ねたりで皆さん興味しんしんの様子でしたよ。

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サザエはまだ禁漁期間の場所が多く、水揚げが少ないため1キロ1500円と高めの値段でしたが、ひおうぎ貝は1枚70円とお得。私は焼いてバターと醤油で食べるのが好きです。写真を撮ってると出店している水産会社の社長さんがやってきました。以前からの知り合いなので、「商品持ってアピールしてください」とリクエストすると恥ずかしがりながら、アワビを手に写ってくれました。

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この阿比留(あびる)社長。いつも島内中を走り回り、旬の海産物を仕入れて販売しています。ちなみに手にしているアワビは100グラム1,000円。これで4,000円から5,000円とのこと。大きいだけに値段も高いですね。これも都会では8,000円以上で販売されているんじゃないかと思います。アワビは海草をエサにしているのですが、近年は磯焼けと呼ばれる海の砂漠化が進んでいるため漁獲高が減っています。

加工品のコーナーでは海草のしらもが販売されていました。島内ではあえものやサラダ、刺身のけんとして使われています。あまりメジャーな食べ物ではないので、若い方は知らない食材かも知れませんが、このような食通祭では色々と見ることができて楽しいですね。

対馬食通祭 交流センター 07

対馬特派員 鍵本泰志

 

郷土愛を育む曲の盆踊り 第25回 対馬島郷土芸能発表大会

第25回 対馬島郷土芸能発表大会01

 古くから対馬島内各地に伝わっている盆踊り。その中でも以前から見てみたいと思っていたのが、厳原町曲(まがり)地区の盆踊りです。私も同じ町内に住んでいますが、ここの盆踊りは曲地区の、初盆を迎えた家の屋内や墓前のみで舞われるため、私は見る機会がありませんでした。その踊りが、対馬島郷土芸能発表大会で披露されるというので行ってきました。

プログラムによると、演目は「四ツ竹踊り」と「柳踊り」の二つで、演じるのは地区の小中学校の生徒と高校生となっています。

第25回 対馬島郷土芸能発表大会02

「四ツ竹踊り」は白い飾りが付いた竹片を両手に持って、お囃子衆の唄に合わせて踊ります。児童たちが真剣なまなざしで踊る姿に、観客からは盛大な拍手が送られました。本来は地区の10代から20代の青年たちで舞われているようですが、最近は教育の一環として小中学校で、女生徒も交えて教えているということでした。

第25回 対馬島郷土芸能発表大会03

第25回 対馬島郷土芸能発表大会04

「柳踊り」は南京玉すだれのような小道具を持ち、太鼓と唄に合わせゆっくりと舞います。その立ち姿は太極拳の演武のように腰を落とし、ひざを曲げて行われていることからかなりの筋力と体力がいるように感じました。今回披露された踊りの他に、曲の盆踊りとして伝わっているのは「綾踊り」「二本扇踊り」と全部で四つあり、厳原町の他の地区に伝わる先祖供養の盆踊りとともに、対馬厳原の盆踊りとして国の無形民俗文化財(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)に指定されています。

 古くから伝承されている踊りを、次の世代へ引き継ぐのは少子高齢化の進む中、難しくなってきているのでしょうが、これからも途切れないように続けていってもらいたいですね。

 

対馬特派員 鍵本泰志

第25回 対馬島郷土芸能発表大会

主催 対馬島郷土芸能保存会

日時 平成27年11月29日 対馬市交流センターで開催されました。

力強い御神木「住吉神社の夫婦杉」

 

最近はすっかり冷え込み、冬模様の対馬ですが

そんな冬の寒さにも負けず力強い姿を見せてくれる夫婦杉が美津島町鶏知(けち)の住吉神社にあります。

 

 

周りの木々が色付いていく中で尚青々とした葉を生い茂らせているこの夫婦杉。

詳しい樹齢は判明しませんでしたが、幹の太さを見るに杉の中では恐らくまだまだ若い若夫婦さんなのでしょう。

 

しかし、こうして下から見上げてみると

杉の中では若いとはいえ人間の尺度では途方も無く長い時間を生きてきたのであろう事を実感します。

そんな事を考えながら木の幹に手を当ててみると、心なしか少し温もりがあるように感じるのでした。

 

住吉神社で奉られている彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)という神様のご利益のひとつには夫婦円満があるので

夫婦杉へ興味を持たれた方は是非ご夫婦で住吉神社をご参拝なさっては如何でしょうか!

対馬特派員 鍵本拓弥

寒くなったらこれ!いりやきそば

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12月になると一段と冷え込んできますね。寒さが厳しい対馬で、この時期によく食べられる郷土料理に「いりやき」という鍋料理があります。漁村では魚、農村では地鶏を入れ、季節の野菜とともに味わうのですが、最後に具材の味がしみ込んだ汁をソーメンやうどん、そばにかけて食べると美味しいことから「いりやきは後食え」ということわざがあるくらいです。

そこで今回は、ご家庭でも簡単に出来るいりやきそばをご紹介します。

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【いりやきそばの材料(2人前)】

鶏のぶつ切り ・・・ 200g

対州そば ・・・2人前

しいたけ(干ししいたけは水で戻す) ・・・ 4枚

ごぼう(ささがき) ・・・ 半分

水 ・・・ 800cc

*塩・・・適宜

*うすくちしょうゆ ・・・大さじ2から3

*酒 ・・・ 大さじ2

*砂糖またはみりん・・・適宜

ネギ ・・・適宜

【作り方】

鍋に水と鶏のぶつ切り、しいたけとごぼう、調味料(*印)を入れ中火で30分程度煮ます。

ゆでた対州そばに汁をかけ、具材を乗せれば完成。簡単ですね。

何か足りないなと感じたら、顆粒の鶏ガラスープの素を小さじ1杯入れると、こくが出て美味しいですよ。

 

いりやきそば03

いりやきは、各家庭ごとに具材も味付けも違うので色々な作り方がありますが、全体的に甘めの醤油味が基本となります。我が家でそばをたべるときに、いりやき風にして食べることから紹介してみました。

皆様も、ぜひお試しください。

対馬特派員 鍵本泰志

厳原港のシンボル 立亀岩(立神岩)

立亀岩01

 対馬に生れた人々にとって、進学や就職で故郷を離れるときに目にするのは出航する船から眺める港の風景でした。厳原港の東岸には立亀岩(たてがみいわ)と呼ばれる巨大な岩がそそり立っています。島人はこの岩を見ながら、不安や希望を胸に都会へ旅立ち、お盆や正月に里帰りした時は、この岩を見て故郷へ帰ってきたと懐かしい気持ちと安堵感が湧き上がったものでした。

立亀岩02

 祖母に聞いた話では、フェリーや高速船、韓国航路の船が入出港している現在と違い、昭和初期までこの立亀岩の下は浪打ち寄せる海岸で、恋に破れた乙女が身投げするような場所だったとか。

立亀岩という名は亀が立っているような形からつけられたようですが、これは後世つけられたもので、本来は立神岩(たてがみいわ)といい、神が降り立つ場所だったようで、航海安全の神、住吉神社が祀られています。

立亀岩03

昔は船が出港する際は大勢の見送りの人とデッキで旅立つ人が色とりどりの紙テープで繋がり、船が岸壁を離れるとテープが切れ哀愁を誘ったものでした。飛行機が普及している現在では、見送りもあっけないように感じます。都会へ旅立つ人が最後に目にするのは、上空から見下ろす対馬のリアス式海岸でしょうか?

対馬特派員 鍵本泰志

年に一度の馬祭り 対馬初午祭

対馬初午祭01

 険しい山が多い対馬で、農耕や木材、薪、炭の運搬などに使われてきた対州馬は、島の人々にとって欠かせない存在でした。今回の島の祭りは、その対州馬を主役とした「対馬初午祭」の様子をお伝えします。

元々、初午祭は対馬の上県町瀬田地区に伝わる男児の節句を祝う伝統行事です。その時、余興として河原の土手を対州馬で走り、競い合ったのが「馬跳ばせ」で、近隣から大勢の見物客が訪れるほどの賑やかなお祭りでした。

対馬初午祭02

 祭りのプログラムは毎年趣向が凝らされた出し物で、対州馬のダービー「馬跳ばせ」を始め、流鏑馬(やぶさめ)や疾走する馬上からの凧揚げ、障害飛び越え、階段登りなど人馬一体の高度な技を要する内容で観客を楽しませていました。

小型ながら馬跳ばせで疾走する対州馬は、思いのほかスピードがあり、近くで見ているとすごい迫力でした。

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また、対州馬と触れ合える子供たちの乗馬体験では、長い行列が出来ていました。子供たちにとっては良い思い出になるプログラムですね。

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 ♫ はぁー しんきー しんきーと 山路ちゃ行けばー・・・  尺八の音色にあわせて歌われる対馬民謡の「しんき節」が会場に響き渡ります。元々は、ばいのさ節、馬子歌といわれていた「しんき節」。対州馬とともに山で一日仕事をし、馬も人間も疲れ果てて家路につくときに歌われたものです。歌の合間には馬を叱咤激励するセリフが入ります。「ほぅ!だだだだ!さっさ歩まにゃ 戻ってぞうずは飲ませんぞ!」 ぞうずとは馬のために作った雑炊状のエサで、馬の疲れが取れるように与えていました。

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 対州馬保存会事務局の冨永さんが、このようなことを仰っていました。

「山がちで道路事情が悪い対馬で、昔の人々は対州馬の力を借りて生活をしてきました。車や農機具の普及で対州馬を身近に感じることが無い今では、そのことが忘れられて対州馬の存在が意識されることが少ないようです。対馬の発展のために尽力してくれた馬の存在を忘れないように、次の世代へ伝えていきたいですね」

 対州馬の啓もう活動も兼ねている初午祭ですが、島の人々は対馬のために頑張ってくれた対州馬への感謝を忘れてはいけませんね。

対馬特派員 鍵本泰志

名称    対馬初午祭(つしまはつうままつり)

会場    目保呂ダム馬事公園 長崎県対馬市上県町瀬田

日時    毎年10月第3日曜日

主催    対馬初午祭実行委員会

後援    対馬市、対州馬保存会

協賛    瀬田区

創建400周年 万松院(ばんしょういん)

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 対馬藩主、宗家菩提寺の万松院は今年で創建400年を迎えました。対馬の観光パンフレットでは朱に塗られた桃山式の山門の写真が良く使われていますが、それ以外にも本堂や境内、歴代藩主の御霊屋、大杉など見どころがいっぱいなんですよ。

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 万松院は、元和元年(1615年)に対馬藩二代藩主の宗義成公が初代藩主、義智公の菩提のために創立。当初は松音寺といっていましたが、義智公の法号に因んで万松院と改められました。その後、歴代藩主や正室、側室などのお墓も建てられ藩主菩提寺としての役割をはたしてきました。

朝鮮国との外交に携わっていた対馬藩ですが、本堂内には皇室から下賜された額、朝鮮国王から送られた三具足(仏前に供える香炉、花瓶、燭台)や徳川歴代将軍の位牌が安置された部屋があり、朝鮮通信使の饗応役としての格式が感じられます。

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(萬松精舎の額。後水尾天皇の第三皇女、鏡の宮の書)

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百雁木と呼ばれる132段の石段を上ると見えてくるのが万松院の大杉。その大きさは目通り6~7m、高さ35~40mの巨木で、樹齢は万松院創建以前といわれていることから400年以上となります。万松院を訪れたらぜひ、この大杉に手を当ててみてください。木のパワーが感じられるかもしれませよ。

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御霊屋は壮厳な雰囲気の中に巨大な藩主の墓がずらりと並び、金沢の前田藩、萩の毛利藩とともに日本三大墓地の一つといわれています。

万松院08  万松院09

対馬特派員 鍵本泰志

名称 万松院(ばんしょういん)

住所 長崎県対馬市厳原町西里192 グーグルマップ

アクセス 厳原郵便局前交差点を西へ450m。徒歩7~8分。

拝観料 300円 

拝観時間 8時~18時(冬季は~17時) 年中無休