寒くなったらこれ!いりやきそば

いりやきそば01

12月になると一段と冷え込んできますね。寒さが厳しい対馬で、この時期によく食べられる郷土料理に「いりやき」という鍋料理があります。漁村では魚、農村では地鶏を入れ、季節の野菜とともに味わうのですが、最後に具材の味がしみ込んだ汁をソーメンやうどん、そばにかけて食べると美味しいことから「いりやきは後食え」ということわざがあるくらいです。

そこで今回は、ご家庭でも簡単に出来るいりやきそばをご紹介します。

いりやきそば02

【いりやきそばの材料(2人前)】

鶏のぶつ切り ・・・ 200g

対州そば ・・・2人前

しいたけ(干ししいたけは水で戻す) ・・・ 4枚

ごぼう(ささがき) ・・・ 半分

水 ・・・ 800cc

*塩・・・適宜

*うすくちしょうゆ ・・・大さじ2から3

*酒 ・・・ 大さじ2

*砂糖またはみりん・・・適宜

ネギ ・・・適宜

【作り方】

鍋に水と鶏のぶつ切り、しいたけとごぼう、調味料(*印)を入れ中火で30分程度煮ます。

ゆでた対州そばに汁をかけ、具材を乗せれば完成。簡単ですね。

何か足りないなと感じたら、顆粒の鶏ガラスープの素を小さじ1杯入れると、こくが出て美味しいですよ。

 

いりやきそば03

いりやきは、各家庭ごとに具材も味付けも違うので色々な作り方がありますが、全体的に甘めの醤油味が基本となります。我が家でそばをたべるときに、いりやき風にして食べることから紹介してみました。

皆様も、ぜひお試しください。

対馬特派員 鍵本泰志

香ばしいそばの香り「対州そば粉のそばがき」

 

こんにちは!今回は少し足の速いそばの粉を入手する事が出来たので、そばがきを作ることにしました!

作り方は以下のレシピ通り、包丁などを使わないのでお子さんでも挑戦出来ます。

そばがき(3玉分)
材料:
そば粉・・・100グラム
水・・・280cc
 
作り方:
1.そば粉と水を鍋に入れてよく混ぜ合わせる。
2.中火でかき混ぜながら加熱し、粘り気が出て固まってきたらできあがり。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして出来上がったのがこちら!

まずはオーソドックスに麺つゆをかけたそばがきからいただきます。

口に含めば香ばしいそばの香り!蕎麦にするよりもそばがきの方がより強く香りが出るみたいです。

 

そして次は最近のツマアカスズメバチの流入などで滅多に手に入らなくなった対馬産のハチミツをかけておやつとしていただきます!

一口含めば、加熱処理をしていない生のハチミツの複雑な甘みと新そばの香ばしい風味が混ざりあい舌を楽しませてくれました。

 

今回使用したそば粉は過去にこちらのブログで紹介したふれあい市場などで手に入れる事が出来ます!

また、プロの手で手打ちされた蕎麦も一緒に楽しみたい!という場合は体験であい塾 匠で食べる事が出来ます!

これから本格的に蕎麦のシーズン、対州そばを心行くまで楽しんでみませんか?

 

対馬特派員 鍵本拓弥

秋空の下に広がる白絨毯「対州そば畑」

秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、対州そばのそば畑をご紹介します。

 

そばの歴史は古く、最古の物では縄文時代に入ってきたといわれています。

対州そばはそのソバの原種に近い姿を保っており実は小粒ながら、通常のソバよりも強い風味を持っているのが特徴です。

ソバの花が咲けば、もうすぐ冬が訪れます。

昔から対馬の人達は一面に咲くソバの花を見て、冬が近づいてくるのを感じていたのかもしれません。