「韓国や中国から、釣り道具を買いに来る人が多いみたいだよ」。そんな話を知人から聞いた私。早速、真相を探るべく釣り具屋さんへ出かけてみました。場所は長崎市内、新地中華街近く湊公園の目の前にある「ポイント長崎新地店」です。

　店長の石川浩さんによると、日本の釣り具は品質が良く世界的にもとても有名。こちらのお店では韓国や中国だけでなく、日系ブラジル人のお客さんがとても多いそうです。事前にお目当ての物をチェックしているのか、高価なものを即買いする人も。

　釣りビギナーの私にとってはちょっとびっくり。中国人は渓流釣り用の竿、ブラジル人はルアー釣りが多いのでリール…と購入する商品にお国柄が出るのもおもしろいですね。

さて、せっかく釣具屋さんへやって来たので店内をプラプラと探検。防波堤などで釣り人を見つけると、寒いところで何時間もじっとしていられるなぁと思っていましたが、専用ウェアを着ているとまったく寒くないそうです。なるほど。逆に夏の暑さの方が大変なんですね。








喜びは分かつもの、これも釣りの醍醐味のひとつとか。

海に囲まれた長崎は釣り場の宝庫。釣り場を紹介したマップもありました。魚の種類はいろいろですが、特に長崎が良質の釣り場となっているのが「ヒラスズキ」という魚だそうです。スズキは聞いたことがありますが、ヒラスズキは初耳。スズキより断然おいしくて、見た目がいかつくカッコいい…。そんな魚。釣りの楽しみ方のひとつには、「カッコいい、可愛い」という価値観もあるのだそうです。釣りビギナーの私にとっては、目からうろこ（魚だけに!?）の話しばかりでした。


石川さん、ありがとうございました。

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