ながさき大漁旗! 長崎編特別寄稿|奥野賢志|2015.9.7

ジャパンカップ グレ 九州D大会(平戸宮之浦)参戦!

日本には、様々な釣具メーカーが存在している。大手メーカーでは、グレやクロダイ、キスなど、様々な釣りのターゲットに応じたトーナメント(釣り大会)を毎年開催している。 トーナメントには、1日で大会が終了し、優勝者を決定するものや、地方予選を行い、予選を勝ち上がった者でブロックでの地方大会(セミファイナル)を行い、さらに勝ち上がった者で全国大会(ファイナル)を行い、優勝者を決定するものがある。

私は、釣り糸メーカーであるサンラインが主催する「サンラインカップ グレ 宮之浦大会」と総合メーカーであるシマノが主催する「ジャパンカップ グレ 九州D大会(平戸宮之浦)」に参加した。 サンラインカップは、6月6日に平戸市宮之浦で125名参加のもと開催された。競技は、制限時間内に釣り上げた25cm以上のグレ(クロ)5匹の総重量で競われた。この大会は、1日で大会を終了し、優勝者を決定する大会である。

上礁した高島の長手のハナの地
私は、志々岐崎の二のハエのハナレというところに上礁したが、朝から波が高く、満潮が近づくと危険な状況となってきたので、瀬替わりした。つづいて上礁したのは、高島の長手のハナの地で、釣れるサイズは、規定の25cmに満たない23cmほどのグレばかりで、競技時間終了までに釣ることができたのは、30cmほどの口太グレだけだった。


釣り上げた口太グレ

港へ戻ると検量が行われ、優勝は5匹で5.18kgだった。
表彰式の様子シマノのジャパンカップ九州D大会は、6月13日に平戸市宮之浦で約200名参加のもとに開催された。本大会は、九州地区の予選となっており、勝ち上がると10月に大分県で開催されるセミファイルの九州大会に出場することができる。さらにセミファイナルで勝ち上がると、五島市で行われる全国大会に出場することができる大会である。
競技は、サンラインカップと同様に釣り上げた25cm以上のグレ(クロ)5匹の総重量で競われるが、順位決定方法は、単純に重量順というわけではなく、抽選により振り分けられた渡船毎にその中の1位を選出し、各渡船の1位同士で順位を決める「横取り方式」となっている。横取り方式とは、A渡船とB渡船があった場合に、A渡船の2位の者がB渡船の1位より魚の総重量が重くても、B渡船の1位が順位で上位となる。


つまり、たくさん魚を釣っていても渡船の中で1位にならなければ上位にはいけないというルールである。これは、渡船毎に選手が上礁するエリアが異なるため、釣果に差やバラツキがでてくるので、それは解消することを目的としている。 私は、高島にあるモトバンに上礁した。上礁後は、抽選順に場所を選ぶのだが、3人での瀬上がりだったが、私は最後だったので1番潮上で釣ることとなった。


上礁した高島のモトバン


競技時間開始とともに釣り始めるが、潮の流れが一定でなく、苦戦しながら20~25cmのグレの中から上げ潮の止まりかけにオナガグレの38cmくらいを1枚釣ることができたが、20~25cmのグレやイサキが釣れる程度で時間だけがすぎていった。


納竿20分前には、40cmジャストの口太グレを仕留めることができ、そして納竿2分前に本流を流していると、道糸が一気に走り出すあたりを捉えるも上がってきたのは、40cmオーバーの良型のイサキだった。普段の釣行ならば喜ぶところだが、競技では・・・。


結局、私は5匹重量2,500gぐらいで、渡船1位は、約2,900gだった。

6月13日の釣果

ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志

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