ながさき大漁旗! 長崎スタッフ取材|しましま|2015.10.28

市街地から30分の近距離も魅力

今回の釣りスポットは、長崎市戸石地区に行ってきました。釣り人たちの、どんなドラマが見られるのか。楽しみ~。




のっけから私事ですが、そういえば、牧島まで行ったことがなかったことに気づきました。戸石漁港には何度か来たことはありましたが……。牧島といえば、長崎市内の中でも有名な釣り場。いわば、釣りの聖地的存在(ややオーバー?)。ココに行かずして、この釣りコーナーを担当するなかれ。と思い、いざ、牧島へ。しかし、最初にたどり着いたのはこちらの場所でした。

恐らく、こちらはエビスさま。風雨にさらされて、お顔がつるんとしてましたが、それがかえっていい味出してました。












島に行くというのに、橋を渡った記憶がなかったため、近くにいた釣り人に聞いてみることに。案の定、牧島ではなく、戸石の「池下」というところらしい。ガ~ン、間違えた。やや落ち込んで、目線を下にすると、墨を吐いた跡発見! イカも釣れるみたい。いやしかし、タコかも知れん――ご存知の方はご一報ください。

初対面だったにもかかわらず、牧島までの行き道を丁寧に教えてくださいました。朝日とともに、去っていくオジさん。男は背中で語る……ありがとうございました。

さきほどのオジさんのチョ-的確な道案内どおりに車を進めること1、2分ぐらいで牧島に到着。超えた橋の名前は「牧戸橋」でした、ハハハ。









到着とほぼ同時に、波止場で釣りをしていたオジさんが「小さいけど、アラが釣れたよ」と見せてくれました。アラは味噌汁に入れると美味しいですよね~って、食べることばかり考えてしまいます。


私が「こんにちは」というと、釣り人全員があいさつしてくれました。ハ~❤、海の男たちは爽やかじゃ~。つなぎの服が若々しい、イケメンを見かけたので、すかさず話しを聞いてみました。「昔、パチンコにハマっていたけど、今は釣りです。何回か瀬渡し船で沖にも出ました」とのこと。釣った魚は、お母さんにさばいてもらうそう。息子さんが釣ってくるのを、楽しみにしているんだって。孝行息子や~。目頭が熱くなりました。こういう人にいっぱい釣ってほしい!!

孝行息子の近くで釣っていたオジさんにも、話しを聞いてみることに。オジさんの戦法は、撒き餌をして、それに寄ってきた小魚に寄ってきた大魚を狙っているとのことでした。文章にするとややこしいですが。このクロは、ちょいとおチビちゃんだったので、このへんを飛び回っているトンビのエサに置いておくそうです。

小魚に寄ってくる大魚狙いは、なかなか難しそう。というのも、大物の前の小魚を引っ掛けたり、釣り糸のエサを先に食べられたりするから。しかも、この日は強風! 釣り糸が風にあおられて、からまったりするので、釣り人はあまり好まない天候なんだとか。オジさんは「面倒くさい」といいながらも、慣れた手つきで、からまった釣り糸をほどいていました。釣りは、集中力と根気も必要。勉強になりました!

長崎市戸石町池下・牧島町
長崎市街地より車で約30分

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