ながさき大漁旗! 長崎編特別寄稿|奥野賢志|2015.7.13
五島列島福江島沖の黄島グレ釣行
2015年1月31日(土)から2月1日(日)に所属するクラブの冬季大会で五島列島福江島沖の黄島に釣行した。
渡船:おうしま1日目は、九州商船の長崎発の朝1便のフェリーに乗船し、福江港には11時すぎに到着した。すぐに待機していた渡船「おうしま」に乗り込んだ。
上礁した中美漁の水道前回(2014年12月23日釣行)と同じ黄島沖の中美漁(水道)に上礁した。
マキエの準備をしてから、グレの当たってくるタナが深いとのことだったので、新発売の「匠グレ」のG2と「GPS」のSサイズのG2を使った半誘導仕掛けを準備した。「匠グレ」は、パイプの入口径がφ3.0mmで出口径がφ2.1mmとなっているため糸通しが良く、軽い仕掛けを深いタナまで入れ込んでいくのに適している。寒グレのように深ダナであたってくるような状況では、仕掛けを深ダナまで入れ込むことが必要なってくるので、威力を発揮する。
最初は、3ヒロのタナからスタートすることとしたが、当たりがないので徐々に深くしていくが当たりがなく時間だけがすぎていく。
3時をすぎた頃から当て潮がひどくなってきたので、休憩していると、釣り座に当たってきた潮が沖に向かって流れているのを発見したので釣り座を移動する。
竿2本のタナで流していくがエサも盗られず当たりがないので、仕掛けが馴染んでないと判断し、直結部にG5、ハリスにG7のガン玉を追加して投入する。これが正解で、45cmの口太グレが当たってきた。
やり取り中の筆者 45cmの口太グレ
続けて、37cm、35cmを連続して仕留めたが、サイズダウンしたので、ハリスのガン玉をG7からG6に変更(重く)して投入すると42cmの口太グレを釣ることができた。
この日使用した匠グレ1日目は、この1匹で納竿とした。
1日目の釣果
上礁した大美漁の撮影所
民宿では、新鮮な魚介類の料理とお酒を堪能し、翌日に備えて就寝した。2日目は、大美漁の撮影所に上礁した。
前日と同様の仕掛けを用意して、午前7時頃釣り開始するが、潮が動いていないようでエサも盗られず反応がない。1時間ほどして休憩していると、僅かだが、釣り座の左から右沖へと流れている潮を発見した。これを狙おうと仕掛けを変更する。仕掛けは、ウキを巧派グレのSサイズのB、その下にキャッチ水中のBとし、馴染んでからゆっくりと沈むように直結部にG5のガン玉を取り付けた。
潮に向かって遠投し、それに合わせてマキエも遠投して、潮に合わせて仕掛けを送り込んでいくと、いきなり道糸が弾かれる当たりがきて、40cmオーバーのイサキを釣り上げることができた。続けて40cmほどの尾長グレを釣り上げたところで満潮の潮止まりとなってしまった。
その後は、潮がまったく動かず、少し動いた瞬間に32cmの口太グレを仕留めただけで、11時を過ぎてしまった。しばらく休憩してから釣り座に戻ると、潮がゆっくりと沖から当ててきて、左へと流れている。竿2本のタナからゆっくりと沈めながら探っていくと竿引きの当たりとなり、42cmの尾長グレを仕留めることができた。
42cmの尾長グレ回収には、少し早いがこれで納竿とし、釣り座を洗い流して船に乗り込んだ。
2日目の釣果
今回の最大魚
ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志