ながさき大漁旗! 長崎編特別寄稿|奥野賢志|2015.10.26

長崎市野母崎沖三ツ瀬ヒラス、口太グレ

9月に入り、朝晩の肌寒さを感じようになると、長崎県内各地からグレ釣果が届くようになってきた。10月17日に長崎市野母崎沖にある三ツ瀬に釣行することにした。

 当日、フィッシングショップオガワでボイル4角とパン粉3kgを購入し、6時15分出航の光隆丸に乗り込んだ。


私たちは、6名でコブ瀬に上礁した。それぞれが釣り座についたところで、私は空いているポイント「水道」で竿を出すことにした。


釣行時の三ツ瀬では、ヒラスよく釣れているとのことなので、朝マヅメはヒラスを狙うことにして仕掛け(ウキ:ガルツの匠グレのG2、道糸:サンラインのブラックストリームマークXの6号、ハリス:ブラックストリームの6号を1ヒロ半、道糸とハリスは直結)を用意した。


 釣り座に立ち、足元にボイルをパラパラと撒いてから、マキエの中から大きめのボイルを付け、仕掛けを投入する。潮の流れに合わせて道糸を送り込んでいくと、スプールを軽く抑えていた指がはじかれ、道糸が走りだした。ベールを戻してやり取りを開始すると沖の方へと走りだしたので、狙いのヒラスのようだ。慎重に寄せてくると、狙いのヒラスが姿を現した。取り込んだヒラスは2kgほどだった。すぐに狙うと、再び当たりを捉えたが、すんなり寄ってくるので、何かな思っていると、40cmほどのイサキだった。


 しばらくすると潮の流れが変わったため、仕掛けがすぐに隣の釣り人ところまで流れてしまうようになった。釣り座を西のハナレに移動することにした。するとすぐにヒラスが当たってきて、同型のヒラスを取り込み、さらに続けてもう1匹追加することができた。


朝マヅメに仕留めた2kgクラスのヒラス
 ここで満潮が近づき、西のハナレへと渡れなくなったので休憩する。  釣り座がなかったので、しばらく「水道」でグレ狙いをしようと仕掛け(ウキ:ガルツの暁のB、その下にGPSのSサイズのG2、道糸:サンラインのブラックストリームマークXの2.25号、ハリス:ブラックストリームの2.25号)を半誘導仕掛けに変更する。 上げ潮が流れている間は、バリしか当たってこなかった。11時すぎに潮止まりを迎えて、やがて下げ潮が左から右に流れだした時に当たりを捉え、48cm、1.7kgの口太グレを仕留めることができた。

2日目、6月21日の釣果
 その後は、下げ潮の流れが速くなったので、再びヒラス狙いに切り替え、納竿の17時までに2kgクラスのヒラスを3本追加することができた。


 今後、三ツ瀬では、11月になるとヒラスがサイズアップしていき3kgオーバーが釣れるようになるだろう。さらに、グレの釣果も期待できるので、釣行してもみてはいかがだろうか。


この日に上礁した三ツ瀬の「コブ瀬」  お世話になった「光隆丸」

ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志

| 1 | 23 | 4567891011121314151617181920212223242526272829 | 30 | 31| 32| 33 |
| 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 424343