ながさき大漁旗! 長崎編特別寄稿|奥野賢志|2016.1.1

50cm、2.1kgの口太グレ!

寒波が入った翌週の12月6日に長崎市野母崎沖の三ツ瀬に釣行することにした。当日、フィッシングショップオガワでボイル3角とパン粉3kgを購入し、港へと向かった。光隆丸は、6時60分に野母港を出航した。5分ほどで三ツ瀬へと到着し、高三ツ瀬から瀬付けが始まり、私は、6名でコブ瀬へと上礁した。

お世話になった光隆丸
 おのおのが釣り座に入ったところで、私は空いていた「水道」というポイントに入った。


 用意したボイルを海水に浸してから仕掛け(ウキ:ガルツのグレスト(テトラポッツバージョン)のSサイズのB、道糸:サンラインのGOLDISHの1.75号、ハリス:Vハードの2号を2ヒロ、道糸とハリスはガルツのライトスイベル14号で結束)を用意した。


 潮は、高三ツ瀬との水道を左から右に下げ潮が流れている。足元と沈み瀬付近にマキエを撒いてから、2ヒロの半誘導仕掛けを竿1本先に投入する。しばらく繰り返していると、グレが視認できるようになったので、ハリ上50cmのところにガン玉のG8を取り付けた。


 これが正解で、沈み瀬の手前のところでウキが海中へと消え去ったのでアワセをいれ、上がってきたのは30cmほどの口太グレ。続けて同サイズの口太グレが当たってきたが、その後は、潮の流れが緩んだためかアタリがなくなってしまった。


 タナを少しずつ深くしていくと、3ヒロのタナでウキを少しだけ抑え込むだけのアタリがあったが、ウキがすぐに浮いてくる。ツケエにはグレが咥えたような跡があった。仕掛けを投入すると再び同じようなアタリがあったので仕掛けを変更することにした。


 ハリ上50cmに取り付けていたガン玉を取外し、直結部にG6のガン玉を取り付け、ハリを6号から5号へとサイズダウンした。


 マキエをバラけるように撒いてから仕掛けを投入する。さらにウキの周りにもバラけるように撒いてから流していく。仕掛けが前方の沈み瀬の際をゆっくり流れていき、3mほど流れたところウキを少しだけ抑えこんで一旦停止し、スーっと海中へと消え去っていった。ゆっくりと浮かせると、大型の口太グレが姿を現し、タモ入れした。港での検量の結果、取り込んだのは、50cm、2.1kgの口太グレだった。

上礁したコブ瀬

筆者が仕留めた50cm、2.1kgの口太グレ
 しばらく休憩してから、釣り座に戻ると、潮が先ほどまでよりさらに緩くなっており、ツケエも盗らない状況が続いた。


 昼食を食べながら潮替わりを待つが正午を過ぎてからも潮は動かず、動いているのは上潮だけで底潮は流れていない。1時間ほどたった2時頃、上げ潮が右から左へと流れだしたところでようやく37cmの口太グレを釣ることができたが、潮が右へ左へとフラフラ安定しなくなったので早めに納竿した。



使用したウキ(グレスト(テトラポッツバージョン)と50cm、2.1kgの口太グレ



<渡船の問い合わせ先>
渡船:光隆丸(浜口船長)
TEL:095-893-0996
料金:4,000円


<エサ&釣況の問い合わせ先>
フィッシングショップ オガワ 
TEL:095-878-1301

ながさき 島ステーション 長崎大漁旗!長崎編特別寄稿 奥野賢志

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